時は２００７年１０月

唯一の得意先から契約解除された

のです。雇っていた２人の従業員は退職し、父と称する男１人だけの会社になったのです。

負債が無かったので会社は存続していた

のでした(笑)。そんな悲惨な状態になったにも関わらず、でした。

父と称する男の散財は続いていた

のですよ。当時は、収入源を知りませんでしたので

って不思議に思いましたが、特に私から相手にすることはありませんでした。

私の仕事のほうが順調だったから

です🎵

７月に入社して、９月には立派に・・・かな？まあなんせ、独り立ちした私でした。わが社でのガソリンなど石油輸送ですが

大型トレーラーのタンクローリーがメイン

です。大型車は、前の会社で運転していました。大型車の経験は、短期間ながらあります。でも・・・

トレーラーは運転免許試験場のみ

だったのです(笑)。そのためでしょうか？研修期間中に、先輩のタンクローリーに横乗りさせて貰いました。大型のタンクローリーは、数日後には運転させて貰いましたが

トレーラーの運転は、なかなかさせて貰えなかった

歩合給がトレーラーの場合よりも少ない

のです(涙)。同じ１日を過ごすのであれば

できるだけ沢山稼ぎたい・・・貰いたい

ですよね？でも、私はトレーラーに関してはペーパードライバー・・・。指を咥えていても、トレーラーには乗れないまま。なので

公休日は自発的に出勤して

ひたすら会社でトレーラーの運転を練習

していました。

トレーラーの練習・・・簡単に書いていますけど、実際には

それほど難しくはなかった

のでした(笑)。誰だってそうですけど

車の運転で前進なら誰でもできる

のです。

問題は車をバックさせる時の操作

なんですよ。特にトレーラーのバックって

ハンドル操作がややこしい

のです。言葉でお伝えしても、多分伝わらないかと(笑)。申し訳ございませんけど

詳しく知りたい方はＹｏｕＴｕｂｅで検索

して下さい(笑)。私って、一応は運転免許試験場で一発合格しました。でも

試験場で使った試験車と
　　　　　　　　　　タンクローリーのトレーラーは違う

のです。当時の支店長・・・私の高校の先輩でした。その支店長からは

「休みの日いまで会社に来て練習するヤツ、◯◯くんが初めてやで」

って言われたくらいです(笑)。

「だって、１円でも多く稼ぎたいんですもん。せやから、呑気に休んでる間なんてありませんわ」

７月８月は休日に会社へ行って練習し続けた

のです。

もちろん給料なんて出る訳なかった

ですけど、ヘタクソな状態で独り立ちしたって事故するのは目に見えてますからね。

そうやって、練習に練習を重ねた上で独り立ちして仕事に打ち込んだ私。当時も今もですけど、我が社では

頑張れば頑張った分の給料が貰える

のです。歩合給に加えてですが

運送会社には珍しく残業代も支給して貰える

のですし

公休日に仕事を付けて貰えたら

休日出勤手当も支給される

頑張らないと理由なんて全く無い会社

です🎵そのため、母親がパートに行かなくても比較的いい給料が貰えました。そんな環境に好転しましたので

父と称する男が何をしてようが相手にしなくなった

のです(笑)。まあ、元から相手になんかしてませんでしたが。

こんな状況で、２つの嬉しいことがありました。

１０月に基本給が上がったのと

１２月にはボーナスが貰えたこと

です！当たり前ですけど、メッチャ嬉しかったです🎵基本給の方ですけど

齢３１が目前だったのに人生で初めての昇給

だったのです。一応ですが、直前の会社では大型免許を取得しての日給金額が上がりました。でも、毎年の昇給は無かったのです。それが

入社して３ヶ月後に３６００円も昇給した

のでした。我が社では

４月の昇給は毎年実施されますが

１０月は業績に応じての昇給なので毎年では無い

のです。この年は、業績がよかったので昇給があったのですが

入社３ヶ月の私も昇給してくれた

のですよ🎵本当に、有り難かったです。

もう一つの喜ばしかった、１２月のボーナス。言っときますけど、私は

１２月１日でも入社５ヶ月しか経っていない

のですよ？それなのに・・・

２３１，９３３円も支給してくれた

のでした🎵🎵🎵このボーナスですけど、指導してくれた先輩からは

入社して１年経たないとボーナスは出ない

って聞いてたんですが・・・。どのように判断にて、私にもボーナスを出したのかは未だに不明です。ひょっとしたら、休日でもトレーラーの練習をしに会社に来ていたことが評価されたのか？そう自己分析していますが、カネに関することって聞き辛い面もありますので、黙ったままにして来ました(笑)。まあ、事務の女性から明細書を貰いましたので、不正な支給ではない・・・と思ってます(笑)。

このように、父と称する男が散財し続けていても

何の心配も湧き起こらなかった

のでした。ヤツが家で勝手にメシを食うのは腹が立ちましたけど、私とは一緒に食べることは無くなっていましたからね。顔を合わせることも、ほぼ皆無な状態になっていた私達の関係(笑)。ですので、 「この時は」 父と称する男が何をしてようが会社がどうなっていようが、全然気にはならなかったのです。そうなんです。

「この時は」だった

のですよ。前にも言いましたけど

私の人生で初めての順調な時間って長続きしない

のです(涙)。

不幸ごとは私の方にも静かに忍び寄って来ていた

のです。そうとは知らずに、静かに新年が明けたのでした。

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