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カテゴリ: 管理組合
お住まいのマンションの理事はどのように選出されていますか?


まずは 選出方法 ・・・

立候補で理事が選出されることが望ましいと思いますが、なかなか成り手がいないのが現状だと思います。

その結果、輪番制で持ち回りで理事を交代している管理組合が多いのではないでしょうか?


次に 任期 ですが、

前回の日記で書いたように、一年任期としている管理組合が多いと思います。


分譲マンションにお住まいの方は、お勤めされている方がほとんどでしょうし、共稼ぎの方も


お勤めの日は仕事帰りが遅くなることもあるでしょうし、休日は家族といっしょにどこかお出かけの予定を入れ、理事会活動が負担に感じるかと思います。

そこで、進んで理事になろうという方が少なく、結果的に持ち回り、一年任期で公平に役員を選出する手法が一般的になってきております。

しかし、 この選任方法では弊害が生じる面が多々あります。

1、引継ぎを終え、職務に慣れたころには任期が終わってしまう
2、大規模修繕、規約の改正、駐輪場・駐車場問題等、一年で解決せずに、複数年にわたって、継続的に審議が必要な事項について、引継ぎが円滑にいかないことや、単年毎に方向性が変わってしまう恐れがある
3、ことなかれ主義で問題を先送りする傾向にある

等々です。


そこで・・

対策1:任期を2年とし、定数の半数を交替する(初年度の役員の半数は一年任期と成りますが・・・)
対策2:役員一名をオブザーバーの機能を含めて、翌年の監事に選任する
対策3:単年度で結果がでない事業については、理事会の諮問機関として「専門委員会」を結成する(専門委員会の任期は事業終了までと設定)

このような解決策が考えられます。

3は、それでなくとも役員の成り手がいないのに、更に委員の選出は難しいかもしれませんが、大規模修繕実施時や管理規約改定時等、理事会だけでは重荷になる業務がある際は、有効だと思います。








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最終更新日  2007.07.21 16:22:38


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