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カテゴリ: 管理組合

今日からお盆休みに入られている方は多いのではないでしょうか?



バブル崩壊後供給がめっきり減りましたが、名立たるスキー場、温泉地、観光地に行けば、必ずと言ってよいほどリゾートマンションが建っています。

以前管理会社変更の仕事でリゾートマンションの管理組合に関わった経験があります。

特徴は・・・

1、プール・大浴場・フィットネス等娯楽施設があったり、管理人さんが常駐に近い形で勤務していたりするので管理費が割高です。また、年数が経過すると共用施設を維持しなければならず修繕積立金も高額になります。特にプールや温泉は維持するために相当な費用負担を覚悟する必要があります。


2、管理会社の事務所から遠いため、管理人さんの依存度が高いです。また物件担当が巡回する回数は少なく、現場の状況が十分把握できていないことが多いです。

3、景気の変動で大口の未収者が生まれやすい。区分所有者が行方不明の場合も・・これは区分所有者がセカンドハウスや別荘目的で購入する富裕層であるため、景気の影響は受けやすいからです。

4、理事役員の成り手が少なく、理事会のメンバーが固定化します。

5、別荘目的で使用する方と、自分の本宅として実需目的で使用する方とでは、マンションの資産に対する考え方に温度差が発生し、管理組合がまとまりにくくなります。理事役員を双方の目的を持つ区分所有者が混在したとしても、開催場所が別荘目的で使用する方には遠隔地となり、物理的に管理組合活動が活性化の障害になります。



運営の仕方はファミリータイプのマンションと自ずから異なります。いっそのこと管理会社に管理組合の運営をお任せする管理者方式の採用も考えられますが、無関心な管理組合を利用して管理会社の金づるにされているリゾートマンションを見ていますので、管理会社に全てを委ねるのは、リスクを考えたほうがよいかもしれません。






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最終更新日  2007.08.11 12:10:54


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