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さて、お住まいのマンションで鉄でできている部位がありますか?
住戸玄関の枠
水道・ガスメーターが入っているメーターボックス(パイプシャフト)の扉
共用部の鉄製扉
消火設備の収納箱
機械式駐車場
・・・・等
このような部位があてはまります。
鉄製の部位は、
見た目(美観上)を良くする
機能を維持する(錆びの発生を防ぐ)
以上の理由から必ず塗装を塗っています。
これを 鉄部塗装
と言います。
この鉄部塗装は概ね4~6年毎に塗りなおしをする必要があります。
なぜ塗りなおしが必要なのか?
外気にさらされている鉄部は
雨水(酸性雨の影響も大)
風(空気中の炭酸ガス)
使用上による傷・磨耗
これらの理由により塗装が劣化してきます。劣化の進行段階は
塗装の退色(色があせる)
↓
白亜化(塗装面を触ると白い粉がつく現象)
↓
塗装が剥がれる
↓
錆が発生
↓
腐食(進行すると穴があきます)
このように進みます。
錆がひどくなってから塗りなおせばば良いのでは?とお考えの方もいるかと思いますが、ちょっと待ってください!
塗装を塗り直しする作業は、 ケレンという錆をけずる作業
から行います。なぜなら、錆が残ったまま塗りなおしても、塗装がうまくのりませんし、劣化の進行を止めたことにならないからです。
錆が進行した状況でケレンを行なうと、鉄部を大量に削ることになり、もともとの強度が損なわれることになるのです。
また、錆が多量に発生している状況は、見た目が悪く、資産価値にも影響します。
建物の立地状況(海や幹線道路が近いと鉄部の劣化がしやすい)によって塗りなおしの時期が左右されますが、 鉄部の機能を維持し、美観を保つために定期的な改修をしましょう!
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