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分譲マンションは決算が2月または3月末に集中することから、4月から6月は通常総会ラッシュの時期です。
総会で役員の任期を切り替える管理組合が多く、総会の翌月から新体制による理事会活動がスタートです。
いまだに1年任期、総入れ替え、持ちまわり制と、継続性のある運営に適さない組織作りをしているマンションが大半を占めますが、そんな状況下でも、自分達の大切な財産を適切に維持・管理するために、最善を尽くしていくことが大切です。
1.わからないからと言って管理会社へおんぶに抱っこにならない⇒理事会の活動が活発になると、管理会社担当者(フロントマン)の業務が忙しくなるので、管理会社は積極的に良くなる提案をしません。消極的な専門家にお任せしても、管理組合運営は良い方向に進んでいきません
2.管理組合運営の基本的な知識を身につける⇒法律や管理規約に基づいて理事会活動を行うことになります。基本が理解できなければ、どうやってよいかわからず活動が停滞したり、間違った方向に運営を進めていくリスクがあります。
3.新旧役員の引継ぎの場を1回以上設ける⇒管理組合の懸案事項が1期中に全て解決することがむしろ少ないのではないでしょうか?前期に審議して結論が出なかった課題を、新体制で引き継ぐことになりますが、書面引継ぎでは意図が十分に伝わらず、前期に積み上げてきた事項が経ち消えする恐れがあります。細かい内容は膝をつき合わせた場で話し合うことが大切です。
4.課題を整理する⇒前期からの引継ぎにより、今期検討する課題、執行を予定している修繕工事を整理し、一覧にまとめます。一覧をつくり進行状況を管理することで、検討忘れがなくなります。
5.年間スケジュールを最初につくる⇒例えば理事会開催は毎月第三週土曜日10時~を原則とする事や、4.で整理した課題のゴール等を工程表にまとめます。年間計画を立てることで、効率的に理事会運営を進めることができます。
6.理事会議案書は開催5~7日前に配布する⇒理事会議案書は招集通知ではありません。招集通知にはどのような議案を話し合うかのタイトルだけを書いていて、具体的な検討内容が記載されていません。理事会で話し合う課題の説明を書いた議案書を事前に役員へ配布することで、事前に目通しが可能となり、会議の効率化が実現します。
7.理事会の結果は広報する⇒理事会で一年掛けて一生懸命審議したのに係わらず、総会で周知不十分を理由に否決や保留するケースが多々あります。検討した内容は住民に広報物等を用いて周知が必要です。議事録を全戸に配布する方法もありますし、また、わかりやすく、理事会結果をまとめた広報誌をつくる方法も良いでしょう
イダケン事務所では、7月10日(水)19時~新宿オフィスで理事会運営に関するミニ勉強会を行います。
始めて役員になった方、また、理事会運営を良くしたいと思う方の参加をお待ちしています。
会費は無料になりますが、定員が6名になりますので、早めの申し込みをお待ちしています。
詳細は下記URLをご確認ください。
http://www.idaken.net/study.html
若手No.1マンション管理士 坂尻
とイダケンを予定しています。
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