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カテゴリ: 管理組合
ブログにお越しいただきありがとうございます。

多くのマンションが、役員一年任期総入れ替えの輪番制による理事会運営を行っています。

対極にあるのが、原則役員が固定化している理事会運営になります。

固定化しているマンションでは、大きく二つのパターンが考えられます。

・一名以上の組合員が自ら役員に立候補し、取り巻きの組合員と理事会運営を続ける。

・役員の成り手がいないため、後任がみつからないため、義務感で同じメンバーで理事会運営を続ける。

前者の場合、大概、自ら立候補する役員が「マンションをこうしたい」という思惑があるため、この思惑が実現できるような組合運営が行われます。この思惑というのが悩ましく、他の組合員と思惑が異なる時に、マンション内に理事会派と反理事会派の二つの派閥が生じます。派閥間で歩み寄りがないと、対決姿勢となり、マンションで内紛が起きます。

後者の場合、義務感で役員を継続しているためか、保守的に現状維持で運営が行われることが多く、新しい提案をする組合員がいると、波風が立つことを嫌い、この提案には消極的な検討をします。

双方ともに、固定化する理事会の考え方が、組合運営に色濃くでるため、理事会の考え方と違う組合員の声が通りにくくなります。



前半に悪いことを並べて書きましたが、大多数の組合員の考えと、固定化した理事会メンバーの考え方が概ね一致する時には、運営は安定します。

固定化することは悪いことばかりではありませんが、輪番制と同じくメリット・デメリットがあります。

デメリットを補完できる方策さえ実行できれば、よいことだと思います。





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最終更新日  2022.03.24 12:50:28


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