P-Blog アイデア&インプレッション

2005.12.26
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スマトラ島沖地震で発生したインド洋津波から一年たった。
ここんところ、思い出したように、津波の被害についての報道がなされるようになった。
この記事と前日の記事は、あえて、その日に書かなかった理由のひとつでもあるのだが、節目のときに、この思い出したようにというのがいやなんですよね。
最初は、1ヵ月後とか、3ヵ月後、半年後なんですが、次が1年後、2年後、3年後、5年後、10年後とだんだん間隔が開いて行って、継続的に報道されなくなるんですよね。
そういや、四谷三丁目にある、消防博物館には、阪神大震災から●年という看板がついていたのですが。●の部分の漢数字を変えて「十年」まで、使いまわしていたのだが。11年目を目前に、看板が新しいものに変わってしまった。
まあ、世の中、いろんな事が起きるわけですし、話題性が風化してゆくのは仕方がないのですが、いつ起こるかわからない、自然災害からの復興の様子ってのは、防災をしても防げない事が発生した事から復興するためのヒントが山ほどあるんですよね。それを報道しないで、来るかどうかもわからない災害にやたら怯えさせる記事ばかり載せるのは、実際に災害に逢った時に動けない人を育てているといっても構わない。
売れてナンボのいわゆるマスコミが無理なら、本来は政府広報なりで、災害復興のノウハウに関する情報を共有するようにすべきだと思う。
阪神大震災からの教訓ではなく、アメリカからの外圧で、外国の企業が参入しやすいように、日本の特殊な事情の配慮をしたものから、必要最低限のことに改正された建築基準法でさえも守れない、耐震偽装疑惑事件もあり。防災に対するヒステリック(もともとは子宮という意味で前時代の精神医学から生まれた女性には失礼な単語ですよね)なまでも恐怖心を植えつけて、改築ブームを起こさせるというのは、たいがいにしてほしい。
先日の上映会の時に行ったトークショーで、インドネシアのアチェとタイのプーケットを比較することで、地域によってそれぞれ事情が違うという事が浮かび出たわけだが。このどうやって復興してゆくかの事例がたくさん同時にわかるというのは、すごいことなんですよね。

また、大きな災害の報道を繰り返すことで、イメージがついてしまうことでの問題についてももう少し考えてゆかないといけない。
それと、幸か不幸か、日本のテレビ業界が一番忙しい、12月に津波が襲ってしまっただけに、マスコミの中でも大きな影響力を持っている地上波キー局のテレビの報道が手一杯で今ひとつ取材の動きが悪いのも気になります。
12/25の記事もそうだが、いまさら記述しているのは、このあたりについて、自分としても、どうも整理がつかない面があるという部分もある。


6月から11月末まで4回に分けてタイ・プーケットを取材したドキュメンタリー作品「STILL ALIVE」のホームページはこちらです。

http://www.ideaeast.net/stillalive/

☆朝日新聞にも紹介されました。





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最終更新日  2006.01.13 00:53:43
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