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自殺は人として絶対に行ってはいけない行為であることを誰もが知っている。それなのに、なぜ、なくならないのか。世界的にも生活水準が豊かになった日本だが、平成10年度から12年連続で自殺者の数は3万人を超えている。厳しい不況にさらされる中、今年度もこの記録は更新される見込みだ。 「なぜ自殺してはいけないのか?」。この問いに対する論理的な答えはあるのだろうか。おそらくないから、自殺は根絶されないのではないか。論理的に説明することなど不可能だと思われる。なぜならば、「人はどんなに苦しい状況でも絶対に生き続けなければいけないのか?」という問いに論理的に答えることは誰にもできそうにないから…。 が、小説「カラフル」は、この問いに対する答えのヒントを与えてくれる。どんなにつらくても生きることには価値があり、生きることは素晴らしいと気付かせてくれる。人には知恵や勇気、誇りがあり、大切な家族や友人を持つが、自殺はそれらを一切否定し逃げる行為ではないかと教えてくれる。 12年前に単行本で発行。3年前に文庫化され、現在14刷を数える。同名でアニメ映画化され今日から公開。話題を呼んでいるので、さらに版を重ねるだろう。 死んだはずのぼくの魂は、プラプラという名の天使に連れられ、自殺をはかって間もなく死ぬ運命にある中学3年生、小林真の体に潜り込むが…という物語。 「小説を読んだ人をがっかりさせたくない」と話す原恵一監督は傑作「河童のクゥと夏休み」を手掛けた鬼才。小説の世界観を生かしながら、アニメの細やかな描写力を駆使し、生きることの素晴らしさを力強く訴える。原作と比べるのも一興だ。【記事全文】2010年8月21日 産経ニュース 【話題の本】『カラフル』森絵都著カラフル価格:530円(税込、送料別)送料無料!!【CD】Colorful オリジナル・サウンドトラック/ 【smtb-TD】【saitama】【smtb-k】【...価格:3,150円(税込、送料込) ☆楽天スーパーポイント大量入手のチャンス!☆楽天トップへこのブログのトップへ
2010年08月21日
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「アバター」に「インセプション」と、超大作のSF映画が次々に公開されるなか、低予算ながら衝撃的なビジュアルと強いメッセージ性で、映画ファンの心をつかんだのが、ニール・ブロムカンプ監督の「第9地区」だ。人間とエイリアンとの間に持ち上がる騒動を描いたこの作品を大いに気に入り、8月11日にワーナー・ホーム・ビデオから発売となるブルーレイディスクとDVDの宣伝役を買って出たのが、「超時空要塞マクロス」でメカニック作画監督、「ブラスレイター」監督を務めたアニメーターの板野一郎氏(51)。優れたクリエーターが持つ新しさを求める感性が、世代も国も違う2人を結びつけた。 宇宙から来た大勢のエイリアンが、人間から隔離され、荒れ地に押し込められて暮らしている南アフリカに起こる事件を描いた「第9地区」。現実世界にもある差別や貧困の問題を鋭くえぐった内容だが、描き方によってはシリアスになりがちなテーマを「説教にならないように表現しているところが良い」と板野氏は評価する。 実は「第9地区」には“板野サーカス”と呼ばれる、板野氏が「イデオン」や「超時空要塞マクロス」で見せた映像表現が取り入れられている。ロボットが発射したミサイルが、直線的ではなく蛇行しながら飛んでいくシーン。スピード感と迫力を増す描き方として、後のアニメに多大な影響を与えた“板野サーカス”が、世代を越えて海外の映画に現れた。 「第9地区」には、エビを大きくしたような異形のエイリアンが登場する。ワーナー・ホーム・ビデオでは、クリエーターを養成する専門学校の生徒を対象に、自分が登場させたいエイリアンをデザインしてもらうコンテストを実施。ニール・ブロムカンプ監督の審査を経て、東京デザイナー学院マンガ科に通う森一弘(かずひろ)さん(18)が最優秀賞に選ばれた。 「チョウとヒルを合わせたデザイン」という森さんのエイリアンを、ブロムカンプ監督は「とてもエレガント。羽根は天使のようで、下層階級のエイリアンを超越した、同族の中でも高貴な階層に属する印象」と絶賛した。これを受けて森さんは、「いつかはプロとして自分の怪獣を暴れさせたい」と、これからも独自のデザインを探っていく意欲を見せた。 発売元が選んだワーナー賞は、バンタン電脳ゲーム学院ゲームグラフィック学部所属の笹生琴(ささおこと)さん(22)が受賞。「人のまねをするのが嫌い。ほかにないデザインを追求している」という言葉どおりに、かわいさと不気味さが混じったオリジナリティーにあふれたエイリアンとなっている。 作品を見た板野氏は「模倣を得意とする若いクリエーターが多い中で、独自のデザインで高い評価を獲得することは、非常に素晴らしい」と2人のセンスを高く評価。自身も含めて、常に新しいことにチャレンジしていく気構えを持ち続ける大切さを、強く訴えた。【記事全文】2010年8月10日産経ニュース 【サブカルちゃんねる】「第9地区」にマクロス援軍 BD&DVD発売 アニメーターの板野一郎が宣伝役で「激賞」第9地区DVD&ブルーレイセット 【初回生産限定】価格:2,944円(税込、送料別)【送料無料】【8月発売予約】ウェタ 第9地区 アークジェネレーター 1/1スケール プロップレプリ...価格:49,799円(税込、送料込)【楽天VIDEO会員は見放題】「第9地区」 予告編 ☆楽天スーパーポイント大量入手のチャンス!☆楽天トップへこのブログのトップへ
2010年08月11日
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スタジオジブリの最新アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」(宮崎駿企画・脚本)が、公開後約2週間で動員300万人を記録するなど順調に客足を伸ばしている。イギリスの児童文学が原作で、床下で暮らす小人たちの物語。ジブリ史上最年少で抜擢(ばってき)された米林宏昌監督(37)は、「小人が主人公なので、(人間との対比を)うまく表現できるかがカギだった」と、デビュー作を振り返った。 身長約10センチの少女、アリエッティは14歳。両親と郊外の屋敷で、床上に住む人間たちの目から逃れて生活していたが、12歳の少年、翔(しょう)に気づかれてしまう…。 「人間を巨人に描き過ぎると怖い存在になってしまう。そう見せないように工夫した」。例えばアリエッティの視点では、翔の目はきらきらと輝き、その唇の動きがしっかりと分かる。人間とコミュニケーションがとれている様子を繊細な表情の描写でとらえた。 中でも興味深いのが、水のシーンだ。ポットから注がれる飲み物や水滴は“粘り気”を表現した。点滴の針の先から薬液がゆっくり落ちてくるような描き方。とても小さい道具を使っていることが、暗に分かる。小人のスケールを観客に伝えるための演出だ。小人たちが自身の家の中にいる場面では、比較のものさしがないため規模が分かりにくい。「水は小さな存在を表現するのに利用できると思った」という。 米林監督は、大学時代に見たジブリ作品の「耳をすませば」(近藤喜文監督)に感銘を受け、平成8年に入社。監督志望ではなかったが、鈴木敏夫プロデューサーや宮崎監督の希望で初演出を任された。「映画を作る人は主義や主張がなければと思っていた。ぼくにはそれがないから、最初は断った」。しかし、最後は押し切られたという。「ジブリで一番うまいアニメーターで、性格が温厚だからみんなに愛される」(鈴木プロデューサー)が理由だったそうだ。 映画は、人間の存在を深く考えさせるとともに、少年と少女の間に通う淡い心情を詩情豊かに描いた作品に仕上がった。 「『耳をすませば』のような若い男女のみずみずしい青春の話が好きなんです。『アリエッティ』も見終わったときに、そんな印象を持ってくれたらうれしい」【記事全文】2010年8月6日 産経ニュース 「借りぐらしのアリエッティ」ジブリ最年少監督の米林宏昌さん 【予約】 アニメ絵本 借りぐらしのアリエッティ【借りぐらしのアリエッティ】借りぐらしのアリエッティ ぬいぐるみ ニーヤ(S) ☆楽天スーパーポイント大量入手のチャンス!☆楽天トップへこのブログのトップへ
2010年08月06日
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