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石破茂首相が、戦後80年談話を見送ったことに対し、毎日社説子は言う。
《先の大戦に対する反省と教訓を明確に示し、再び惨禍を招かない決意を内外へ発信する機会とすべきだった》(8月16日付毎日新聞社説)
戦後日本は、軍事に関し、非常に抑制的に振る舞ってきた。にもかかわらず、どうして今〈再び惨禍を招かない決意を内外へ発信〉しなければならないのか。〈先の大戦に対する反省と教訓〉が具体的にどういうものなのかが明確でない。明確でないものを明確に示すことなど出来るわけがない。
毎日社説子の頭の中には明確な〈先の大戦に対する反省と教訓〉があるつもりなのであろう。が、それが何なのかを具体的に出せば、世の非難を浴びることは避けられない。どんなに正しかろうと、世間には様々な考えをもった人々が存在するのであるから、唯一無二の〈先の大戦に対する反省と教訓〉などあろうはずがない。首相たりとも同じことで、首相が公式な場で自分が考える〈先の大戦に対する反省と教訓〉をさも日本全体の総意であるかのように述べるのは独善に過ぎ、民主制における首相の権限を逸脱している。それが出来るのは、シナのような権威主義国家である。
《きのうの全国戦没者追悼式での式辞では、大戦の「反省と教訓」に言及した。「反省」は村山氏の時から式辞に盛り込まれたが、 2013 年の安倍氏以降は消えていた。 13 年ぶりに復活させた形だ。
しかし、何を反省し、教訓とするのかについては、「進む道を二度と間違えない」などと曖昧に述べただけだ。日本が侵略し植民地支配したアジア諸国への加害責任には触れていない》(同)
が、このような自虐史観は、もうそろそろ御仕舞にすべきだ。
社説子は、日本がアジア諸国を侵略し植民地支配したと言う。が、この問題で未だにぐじゃぐじゃ言っているのはシナと韓国だけである。が、シナの侵略に関しては次のよう逸話がある。
1964年7月、日本社会党の佐々木更三率いる訪中した際、日本の侵略戦争を謝罪すると、毛沢東は言った。
「何も申し訳なく思うことはありません。日本軍国主義は中国に大きな利益をもたらし、中国人民に権力を奪取させてくれました。みなさんんの皇軍なしには、われわれが権力を奪取することは不可能だったのです」(『毛沢東思想万歳』(三一書房)下巻、 p. 187 )
実際、日本が戦ったのは中華民国であって、1949年に建国された中華人民共和国(中共)ではなかった。だから、日本は中共建国の恩人ということなのだ。
また、戦前日本は朝鮮を「併合」したのであって「植民地化」してはいない。だからこそ「持ち出し」だったのだ。赤字経営の殖民地など有り得ない。朝鮮を差別しない「内鮮一体」政策は、併合であったことの証(あかし)である。【続】
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