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最近ニュースでよく出てくるホルムズ海峡の問題。
一見すると遠い国の話で、福祉・医療・介護の現場ににはあまり関係ないと思われる人も多いかもとは思いますが、僕達の分野でも、これは決して他人事ではないと感じています。
ここが不安定になると、まず影響を受けるのはエネルギーです。ガソリン、電気、ガスといったコストが上がる。送迎、空調、入浴、調理と、現場はエネルギーに支えられているので、その影響はそのまま運営に跳ね返ってきます。特に高齢者のいる現場では、空調一つとっても削るという判断はできません。
さらに怖いのは、そこから広がる物価上昇です。物価の輸送コストが上がることで、おむつや手袋、消毒液、食材といった日常的に使うものがじわじわ上がっていく。この“気づいたら上がっている”コスト増が、静かに現場を圧迫していくと考えています。
こうした状況を踏まえて、今備蓄をどう考えるか?を検討しました。日常的に現場で使用している物品をみて、AIに読み込ませたうえで、今後影響を受けそうな物品を検討・リスト化してもらい、そこから更に僕達で物品を検討しました。
この影響がいつまで続くか分かりません。徐々に価格が高騰している物品も既にあります。この情勢をみてどうしていくか?本当に難しい問題です。一時期のマスクの様に品薄になると価格が上昇しますが、その情勢が落ち着けばまた通常通りに戻ります。
この価格が上がっている状況での備蓄は後で、大損をしかねません。(2025年度の米の価格も同様です)
今回は今後ナフサ由来のもので、今後品薄になりやすいと予測されるもの、既に出荷制限等が掛かっており、かつ、止まると現場に影響が出るものであり、現状で通常の値段とそう相違がないものに限定、更に使用期限が長く、期限が無いに等しいものに絞って備蓄を行いました。あくまで今回は現実的なラインでの判断としました。
こういう時に改めて感じるのは、「バランス」の重要性です。備えすぎてもダメ、何もしなくてもダメ。その間で、起きうるリスクを理解しながら最小限で動く。この積み重ねが、結果的に安定した運営につながると思っています。また、更に世界情勢や市場の動向等常に注視する事が大切だと思っています。
利用者さんの生活は止められない。(事業も止められない)だからこそ、こうした見えない部分を地道に整え続けることが、これからの福祉経営にはより重要になってくると感じています。
早く中東情勢が落ち着き、更に他でも起こっている戦争も落ち着き、情勢が安定して欲しいと思います。