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線香花火専門だった彩ちゃんの花火で終了 全部の花火をやり終えた 3人はビールを持って縁側に座った 今気づいたのだが彩ちゃんの足元はスニーカーだった (浴衣にスニーカーかぁ~今の子らしいな~)と思いながら 宮田君に「大阪へ帰ったらどうするの?」と聞いてみた 「親父との約束だから免許取りに行きますわ」とのこと 「あまり家にいたくないので合宿免許取りに行きますわ」 合宿免許とは地方の教習所に泊り込んで短期集中的に 免許を取得するシステムだそうだ 何もなければ一ヶ月弱で免許を取得出来る しかし一つ不安なことがある 「合宿はいいけれど酒はだめやで!夜に少しだけにせんとな!」 「ビールぐらいにしといたらぁ」と缶ビールを飲んだ 宮田君は「うん」と頷いた 「免許どころか体壊すでぇ~」と釘をさしておいた 「せやな~わかりましたわ!」とはっきりと返事した ふと横を見ると彩ちゃんがウトウトやっている 少しのビールが効いたみたいで頬が赤い 気持ち良さそうだ 「彩ちゃん風邪ひくで 早う部屋に戻り」と言うと 「うん わかった」とフラフラしながら部屋に戻っていった 翌朝朝食を済ませた後宮田君を駅に送って行った 私は一人で牛舎の世話を済ませて朝食で顔を合わせた 「元気でね大阪に遊びに行くから~」と声をかけた 「ええですよ いつでも来て下さい」 といつになく元気に答え帰っていった こうゆうアルバイトをやっていると出会いと別れが交互にやってくる 慣れっこになっているとは言えどやはり別れは寂しいものだ つづく・・・・・・・・・ 人気blogランキングへ ↑ ★私の体験談に少しでも興味を持っていただけるようでしたら クリックお願いします
2006/06/30
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私のこの牧場でのアルバイトも一ヶ月が過ぎた いよいよ宮田君の最後の夜となった 3ヶ月間のアルバイトを終え大阪へ帰る最後の夜だ しかし当の本人は2日酔いなのかどうか冴えない様子 一つの事をやり遂げた達成感すら感じられない これが私だったら「ヤッタァー 終ったどー!」と 雄たけびを上げそうだ 私は何か記憶に残るイベントはないかと彩ちゃんに話した 「宮田君に内緒で花火でもやろうか」 「うん それいいねェー」と彩ちゃんも乗り気 2人は準備にかかった 私は昼休みに隣町のコンビニまで自転車でひとっ走り 花火を買いに行って来た みのるさんにあらかじめ売ってる所を聞いておいた ついでにビールとアイスを買って牧場に戻った 夕食後宮田君に打ち明けて私の部屋の縁側に 座って世間話などして彩ちゃんを待っていた 「彩ちゃん遅いなー」 「着替えてんのとちゃうか?」と 思ってた矢先 彩ちゃんが浴衣で登場 自慢の黒のストレートヘアーをアップにして 「うわーッ どしたん?その浴衣?」 「お母さんが花火やるって言ったら出してくれてん」と ちょっと照れながら下を向いてた 「ええよ ええよカッコイイじゃなくて 似合う似合う」 「メッチャ 可愛いやん」 というと彩ちゃんは得意げに胸はってみせた いつもはTシャツにジーンズしか見たことなかったので 浴衣姿の彩ちゃんが妙に艶めかしかった つづく・・・・・・ 人気blogランキングへ ↑ ★私の体験談に少しでも興味を持っていただけるようでしたら クリックお願いします
2006/06/18
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彩ちゃんが加わってからアルバイトが3人となった 女性ではこのバイトはにが重いだろうと思っていたが 彼女は思ってた以上にがんばり屋さんでした 負けず嫌いでした 実家ではお母さんとおばあさん任せのお嬢さんのはずだが この牧場の仕事でひとつひとつクリアして大人になろうとしてる この牧場の仕事で何かを掴んで帰ろうとしてるのかもしれない いや何かを掴んで帰ってほしい ひとつのエピソードではあるが彩ちゃんは炊飯ジャーの 使い方も知らなかったのだ お釜で炊くご飯ではなく炊飯器で簡単に炊けるご飯のほうだ 俺とか宮田君でも水加減さえ間違えなければ炊ける 彩ちゃんはこれで見事芯入りのおかゆを作ってしまったのだ たまたま吉田家の親戚の集まりで家族の留守を預かった 彩ちゃんがご飯作りに挑戦 見事に失敗 水加減を間違ったみたいだ このおかゆを残しておいてはマズイ! 少しの無駄もしない吉田家でこれが見つかると大変! 私と宮田君は証拠隠滅のため仕方なく廃棄することにした 牛舎の裏のゴミ捨て場に穴を掘って埋めた 食べ物を粗末にしたからか ついでに手を合わせておいた なんでかそんな気持ちになった その後彩ちゃんは半べそ掻きながら 再挑戦して見事にご飯を炊き上げた お見事と3人は揃って拍手した つづく・・・・ 人気blogランキングへ ↑ ★私の体験談に少しでも興味を持っていただけるようでしたら クリックお願いします
2006/06/16
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もうこの牧場に来て3週間ほどになる 太陽の下の仕事のせいか心なしか黒くなって精悍になったように見える ホワイトアスパラガスだったのがグリーンアスパラに変身だ 今日新しいバイトの人が来るという 宮田君があと一週間で終わりなので募集を出してたみたいだ がしかしだ 新人は女性だという 女性が来ることは大大大歓迎ではあるが 私はこのことを聞いたとき正直無理だと思った 後にこの「彩ちゃん」と呼ばれる娘は 宮田君と同じ大阪の娘で21歳の都会の現代っ子 元銀行に勤めていたという (リゾート気分で来るんだろう) (牛を見ただけで帰っちゃうだろう) (虫がいっぱいいるのを見ただけで逃げ出すだろう) が予想に反して彼女は結構頑張りやさんだった 料理もしたことのない 包丁も握ったことのない彼女が この牧場でやっていけるのかどうか・・・・ つづく・・・・・ 人気blogランキングへ ↑ ★私の体験談に少しでも興味を持っていただけるようでしたら クリックお願いします
2006/06/03
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午後からは箱作り 出荷用の箱をたくさん作っておいておく この作業は宮田君と2人で世間話などしながら FMラジオをかけての作業 鼻歌など歌いながらこなしていた 何百箱も作って重ねて倉庫にストックしておく 忙しくなると箱を作る時間もなくなるそうだ 箱作りが終わったところで休憩 冷えた麦茶を飲んでるところへみのるさんが来て 「トラクターへ乗ってみないか?」と言ってきた トラクターに乗るのは初めてだ ここでしか乗れないだろうから二つ返事で 「乗ります いいんですか?」 「いいよ」 読んでいる人は小さなトラクターを想像してるかもしれないが 大きいのだ タイヤの大きさは1m以上はある 運転席は1m50cmぐらいの高さにある それに運転席はコックピットのように部屋になっていて 自動車用のコンポまである 無線もついてる いつもみのるさんは音楽かけて運転してる フォード社製で1000万円位するといっていた ワンルームマンション並みの値段だ おそるおそるタイヤに足をかけあがり運転席に座った 視界の広さに驚いた 360°すべて見渡せる もちろん首を回してのことだ エンジンをかけてみた ギヤを低速の亀さんのマークのところへ この亀さんのマークは最低速のマークで 自動車でいえばLOWにあたるのか?! しかし速度は本当に亀なみだ 人が歩くより遅いスピードで走れるのだ それでいてパワーがある トラクターって面白いと思った つづく・・・・・ 人気blogランキングへ ↑ ★私の体験談に少しでも興味を持っていただけるようでしたら クリックお願いします
2006/06/01
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