今が生死

今が生死

2009.03.20
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カテゴリ: 政治
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今アメリカではオバマ政権の基本方針である風力、太陽光発電、ハイブリッドカーに巨額の補助金を出し、その産業を奨励している。風力や太陽光発電、アルコールなどによる発電は現時点では、石油や原子力に依存した発電よりもはるかに高額のコストがかかる。

一般的には工場では高い電力は使いたくない。それを使えば、商品の生産コストがかかりすぎて産業界としては歓迎できないことだった。

しかしオバマ大統領はゴーサインを出した。新しい自然エネルギーの産業を起こせば雇用は確保される。炭酸ガス温暖化もストップさせることができる。金がかかりすぎるなどと言っていられる時ではない。新しい時代には新しい考え方で臨まなければならない。

18世紀末にイギリスで近代的機械を使った繊維工業部門の産業革命がおこり、近代資本主義経済が発展してきたが、この21世紀にはアメリカ、日本、韓国、ドイツなどにおける太陽光発電などによる自然エネルギー産業が第2の産業革命をもたらす引き金になると見なしている学者もいる。

それは新たな雇用を生み、しかも地球を汚さない環境産業として、世界を席巻していくであろう。自動車も現在の石油依存から脱却し、公害をまき散らさない電気もしくは再生エネルギーによって動くようになるであろう。いやそうしなくてはならない。

現在の大不況はその産業革命のための呼び水だったことが考えられる。この不況をチャンスと捉え、新たな環境産業がどんどん発展することを祈る。





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Last updated  2009.03.20 22:07:03
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