今が生死

今が生死

2020.06.02
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カテゴリ: 健康

ウイルスは電子顕微鏡でなければ見えない非常に小さなもので一般的マスクの穴の50分の1位なのでマスクしていてもその通過を遮ることはできないのでマスクは発病者が唾や痰を飛ばさないようにするためと位置付けられているのはそのためである。(マスクは飛沫や痰、一部の細菌、花粉などは防ぐことが出来る)
ウイルスの構造は外側のタンパク質の殻と内部の核酸(DNA又はRNA)から出来ている極めて単純なものでそれ自体では生存できず動物の細胞の中に入って増殖する。宿主から外に出てドアの取っ手とか段ボールなどについたウイルスはどのくらい生きているかは新型コロナウイルスの場合銅製その他の付着物によって多少違うがアメリカの複数の大学のデーターでは概ね24時間以内である。テレビなどで新型コロナウイルスについて付着物によっては3日とか4日、長いものでは7日位まで生きていると報道しているのを観たがそれはどこの大学なり研究所のデーターなのかどのような研究法をしたのか本当に何日も感染性があるのか明らかにしておらず上記の複数の大学でのデーターの方が信用できると私は考える。
ウイルスが人に感染するのは感染者の飛沫などを吸い込んで気道粘膜などに接触した時に起こる。宿主の細胞はむやみやたらに異物は受け入れないが人体の細胞がその異物に対するレセプターを持っている場合その異物(ウイルス)は細胞に取り付き細胞の中に入り込んで増殖を始める。レセプターを持っていない人にはウイルスは絶対侵入できないが、新型コロナの感染力の強さをみると殆どの人は其のレセプターを持っていると考えられる。宿主の細胞内に入ったウイルスは殻と核酸を解体して宿主のエネルギーとタンパク質を使って増殖してから再度殻で核酸を包んだウイルスとなって宿主の細胞を出ていき次の細胞に感染していく。その際宿主の細胞の一部をもらってエンベロップと言う袋を身に着けているウイルスもある。宿主の細胞内に入ったウイルスはその中で増殖してその細胞を死に追いやることが多いが、ウイルスの増殖が遅い場合は宿主の細胞の中にとどまって見かけ上ウイルスが見えなくなってしまうことがある(潜在期)。帯状疱疹と言う病気があるが、それはわき腹などに帯状の発疹ができて大変痛い病気だがそれは水疱瘡ウイルスが潜在していて高齢になってからストレスとか体力の低下に伴っての免疫力不全によってそのウイルスが活性化してくるもので、このウイルス以外にもまだわかっていない多くのウイルスが顕在化しないで潜在的に人体内に住み着いている可能性がある。慢性のB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスも肝細胞内に慢性に住み着いているウイルスである。
ウイルスが人体細胞に入り込んできた場合その細胞はウイルスに乗っ取られて死ぬかもしれないが細胞分裂で次から次に新しい細胞が生まれており、その人が死ぬことは少ない。帯状疱疹で体の中に水疱瘡のウイルスが増えても痛みや発疹は次第に消えて1週間位で治り死ぬことはまずない。しかしパンデミック感染では今まででも多くの人が死んで来た。過去のことについてはまだ調べてないのでよくわからないが今回の新型コロナの死亡例につてはコロナの感染がきっかけになったのは間違いないが、コロナの感染に対する免疫過剰反応が死をもたらしたのではないかとの考えもある。中国でのデーターで21例と症例数は少ないが従来の方法だと人口呼吸器をつけても殆ど全て亡くなるような重症例がリュウマチの時に使う免疫抑制剤使用で20人退院して1人が退院準備中とのデーター報告があり、免疫過剰反応が死と結びついていた可能性を示唆した。
今回の新型コロナの場合軽症例ばかりなら怖がることはないが重症化して死亡する症例がある。重症化機転や死亡原因の追究が重要と考える。





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Last updated  2020.06.08 09:15:07 コメント(6) | コメントを書く


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