今が生死

今が生死

2020.06.14
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テーマ: 人種差別(12)
カテゴリ: 政治

アメリカで黒人が警官に膝で首を抑えられて死亡した事件をきっかけにしてアメリカ国内だけでなく黒人が多いヨーロッパ各国にも人種差別反対のデモ行動が広がっておりイギリスでは地域に貢献した奴隷商人の像が引き倒され川に投げ込まれたりした。
我々人類の起源は一個の細菌でそれが何億、何千万年かの進化の過程で白人や黒人、黄色人種などに分化してきてそれぞれ住むところも違っていたが、産業革命以後、便利な労働力としてアフリカに住んでいた黒人が強制的にアメリカやヨーロッパに奴隷としてつれてこられた。最初は人権はなかったがアメリカの南北戦争などを経て基本的平等の人権を獲得した。しかし外見の違いや清潔感等の性質の違いなどで欧米という同じ地域内に住むようになったけれども差別視や差別的行動が続いてきた。バスケットボールやフットボール、テニス、トラック競技等の有名選手には黒人が多く、超高給をとっていて国民的人気があり、もてはやされているが地域によっては蔑まれたり、仕事にありつけなかったりみじめな生活を送っている黒人が多い。私は5か月位ルイジャナ州のニューオリンズ市で暮らしたことがあるが、そこでは州知事も市長も黒人で大学の学長も黒人で人口も黒人の方が多かったので白人の方が小さくなっており目立った差別もなく黒人達は伸び伸びと暮らしており我々東洋人にもフレンドリーだった。白人も「黒人に居住地を占領されてしまったが時代の流れで仕方ない」と言っており、同じ市民として人種は違っても次第に溶け合っていけるような印象があった。しかし地域によっては差別で苦しんでいる黒人が多いのだと思う。恐らく今度の事件では犯人が黒人だったので死ぬかもしれない技を平気でかけているが白人だったら手加減したに違いない。黒人なら死んでも構わないという意識が警官にあったと思われ人種差別反対の抗議の嵐が巻き起こったものと思われる。
私が経験した地方(ニューオリンズ)のようなところもあるが全体的にはまだまだアメリカやヨーロッパで差別対応している所が多いと思う。肌の色や性質などで違う面があるがその違いをしっかり認識してその違いを尊重してお互いに支えあってよい国を作ってもらいたいと思う。為政者はこのデモをふらちなこととしてかたずけないで今後このようなことが起きないように教育や制度を見直してもらいたいと願う。





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Last updated  2020.06.14 15:18:31 コメント(4) | コメントを書く


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