今が生死

今が生死

2020.06.18
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カテゴリ: テレビ番組
何年か前のNHKスペシャル番組で男性を決めるY染色体がどんどんすり減ってき数千年後にはY染色体が消滅して男性がいなくなり女性だけの社会になるか人類そのものがいなくなる可能性について特集していた。男性がいないのに女性だけが生存する方法は人工授精又は現在も哺乳類以外の生物ではメスのみで生殖する方法をとっているのでその方法に移行しているか、あるいはそこまで進化するのが間に合わなくて人類は滅亡しているかのいずれかだと述べていた。その後多くの反論の研究報告も発表され、ここ2500万年の間Y染色体のすり減り具合は殆ど横ばいでどんどんすり減って将来すぐY染色体がなくなるという状況ではないという論文発表があったりした。
染色体はDNAの束であり、人間は44本の常染色体とXYまたはXXの性染色を持っておりXYを持っている人は男、XXを持っている人は女として生まれてくる。常染色体は2本ずつ対になっており2x22本+XX(女)、2x22本+XY(男)と現わされ生殖細胞は減数分裂して女性は(22+X)が二つに分裂するが男性は(22+X)と(22+Y)に分裂する。それが受精することによって44+XX(女)または44+XY(男)になるがX遺伝子は男女両方持っているので遺伝子交換可能ですり減ることはないがY遺伝子はYが対になっていないので遺伝子交換できなくて生まれ変わることが出来なくて減数分裂の度にすり減ってしまうという学説である。
この頃しきりに性的少数者LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)のことが取り上げられ差別はいけないなどと言われるが電通の調査で7.6%(13人に1人)いるとのことでそれほど少数ではない。これらの性的異状はY染色体のすり減りと関係しているかも知れないとの説もあるが上記LGBT中のトランスジェンダー以外は外見上は男性は男性、女性は女性と別れており脳の問題ではないかとも言われている。トランスジェンダーは出生時に男か女と診断された性と成長する過程で自覚する性が異なる場合でこれにはY染色体のすり減りが関係しているかもしれない。
何百万年という経過の中で減数分裂の度にY染色体がすり減っているとの話、私が研修医として新宿のJR東京総合病院に勤めていた頃自分の血液を採血して血液中の白血球細胞を培養してその染色体を写真に撮って調べたことがあるがX染色体はまるまると肥って大きいがY染色体は小さくてともすると見落としてしまうくらい小さかったのを思い出した。
何万年という単位なので今すぐY染色体がなくなって男がいなくなるということもないと思うが、ずっと先になると女ばかりになるか人類が撲滅するかという放送はインパクトがあった。その後様々な反響があり、新たな学説も発表されているので果たして男はいなくなってしまうのかと心配している人もいるのでその後の学説の流れを整理して再度第2弾を放送してもらいたいと思っている。





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Last updated  2020.06.18 22:20:45
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