今が生死

今が生死

2020.06.28
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カテゴリ: 仕事

この3月で12年8か月勤めたF病院を辞めて自宅で静養していた所に自宅に近いY病院からお誘いがり、F病院ほど仕事が厳しくないとのことで来月7月からY病院に勤めることになった。
一般的には定年後は自宅で農業などをしていればそれを継続して年齢に関わりなく終身仕事が出来るがそうでない場合はいくら体力、気力があっても再雇用の機会は少なく、ボランティア活動とか臨時雇いの仕事などを余儀なくされることが多い。娘の住むアメリカでは定年がない代わりに50歳を過ぎると退職勧告される所が多いとのことだ。そのような状況の中でかなり前に定年を過ぎた私のような者に再度仕事を与えて頂くのは私より若くて働きたいのに仕事が得られない人達のことを考えると申し訳ない気持ちがする。現在社会は高齢化の真っただ中で高齢患者さんが多く医師不足が続いている。医学部が沢山できたので医者余りの時代が必ず来ると言われてきたがまだそのような状態になっていない。そのような社会情勢の中で私のような高齢医師もまだ必要とされたのだと思う。年齢と共に体力の衰えなども自覚するが就職するからには年齢のこと等は一切考えないで目の前の患者さん一人一人にベストを尽くしていきたいと思う。それでも少し早く帰れるような契約にしてもらって、自分の体力維持と健康のことも考えながら仕事に打ち込もうと思っている。





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Last updated  2020.06.28 22:58:33 コメント(10) | コメントを書く


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