今が生死

今が生死

2020.06.30
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カテゴリ: 健康


WHOによると現在140種類位のワクチンが開発されており、そのうち16種類くらいは動物実験などが終了して次の段階である人間に対して安全性と有効性を確かめる治験段階に入っている。
日本でも本日からは大阪市立医大とアンジェスが開発したワクチンが30人に接種されて治験段階に入った。ブラジルではイギリスの製薬会社アストラゼネカと協力して既に1億人分のワクチンを確保したと公表した。ブラジルでは他に中国の企業やイタリアの企業も治験に入っており、ワクチン開発市場の主戦場になっている。日本でもイギリスのアストラゼネカやアメリカのモデルナ社と交渉しているとのことである。
ワクチンの開発が始まってから治験が終了してワクチンが使えるようになるまでには通常数年かかる。今回の新型コロナに関しては急ピッチで開発が進められているのは感染が世界中に広がっており死亡率も10%前後と高く緊急性が高いことは勿論だが遺伝子ワクチンの手法が開発されたことにもよる。遺伝子ワクチンはウイルスの培養の必要がないことと敵であるウイルスの変異にも容易に対応できるからである。
インフルエンザワクチンを受けてもインフルエンザにかかるケースがかなりあったが、それは従来のウイルス培養とそれを弱毒化して作る手法だとウイルスが変異した場合に対応できなかったことが原因と考えられていた。今、開発されている遺伝子ワクチンだとウイルスの変異にも対応できるとされているのでどこの国でもいいので最高に有効性が高いワクチンを一刻も早く完成させてもらいたいと心より願っている。





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Last updated  2020.06.30 16:58:15 コメント(4) | コメントを書く


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