今が生死

今が生死

2021.02.04
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カテゴリ: 読書
日本文化厚生連から毎月「文化連情報」を送って頂いている。今日帰宅したら2月号がポストに入っていたので早速開いてみた。そのうちオランダのボランテア活動の記事が印象に残ったので紹介させていただく。東京家政大学の松岡洋子准教授の書かれた記事で、そこでは介護保険業ではボランテアはなくてはならない存在とのことだった。オランダの首都アムステルダム市の大規模介護保険事業者を取り上げて説明していた。そこの利用者は2万人で職員8000人いるがそこに2000人のボランティアが活動しているとのことだった。そこの利用者は高齢者(73%)と障害者(23%)で、ボランティアの活動内容はレストランの給仕や売店の運営、デイケアサービスの指導、手伝いなどで、専門職の仕事を代替えするものではなく、それを補完するもので、サービス利用者や入居者が快適に暮らせるようにするのになくてははならない存在になっている。ボランティアの質は重要なので最初に面談して採用し研修してボランテアを育てている。現場の専門職は「ボランテアは利用者に対して家族や友人のように接してくれて我々が出来ないことをしてくれる。我々にとってなくてはならない存在です」と評価している。ボランティアは基本的には無償で交通費程度が支払われるにすぎない。
これを読んで日本ではまだボランティア活動がそれほど活発ではないので、「ボランティアの人達は収入がないのにどうして生活していくのだろうか?」という疑問が湧いた。年齢構成などの記載がなかったので次号で詳しく説明してくれるのかも知れないが定年後で年金で暮らしている人達なのかなと想像した。
ヨーロッパ諸国では戦後構築された福祉国家から自立・参加型社会への転換が起こっているとのことである。ということはボランティアも介護の仕事に自ら参加して自分自身もその生活を楽しみながら地域社会を作っているのだなと思った。日本ではまだ金を貰わないでただで働くということは一般化していない。と言うより金を貰わなければ自分達の生活が成り立たない。ヨーロッパ諸国でボランティア活動が盛んなのは彼らの生活が保障されているからだと思った。日本でもボランティア活動が活発になって貰いたいと思うが現体制では無理のように思う。オランダでは何百何拾万人もの人がボランティア活動をしているがその人達の収入源やその人達の年齢構成などを詳しく書いて頂ければありがたかったが記載はなかった。もし詳しい人がいたら教えて頂ければ幸甚である。





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Last updated  2021.02.04 22:35:17
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