今が生死

今が生死

2021.06.30
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カテゴリ: 学習
ある雑誌を見ていたら物事を成し遂げようと思ったら形式ではなく一念が大事だとあった。一念とは何か辞書を引いてみた。「深く一筋に心に思うこと」と出ていた。なるほど形式や方法に捉われないで一念を持つことが最重要の意味が分かった。そこに「一念岩をも通す」「一念三千」についての説明もあった。前者は一念が強ければどんな困難も突き破ることが出来るのだという意味で後者は一念に三千の諸法、すなわち総ての物事、あらゆる現象、あらゆる働きが備わっていることを説いた教えで私たちの瞬間瞬間の生命が宇宙に繋がっており、宇宙は我々の一瞬の生命とつながっているのだと書いてあった。
怠惰の気持ちでは何事も成就出来なくて強い一念は自分を変え世界をも変えることが出来るのだなと思った。
7月4日にピアノの発表会がある。シューマンの「楽しい農夫」とリストの「愛の夢」を弾くことになっている。日曜日にレッスンに行ったら後1週間しかないのに「愛の夢」にペダルを加えなさいと言われた。先生は先生のレベルで言ったのだと思うが私のレベルのことは考えてくれていない。ペダルなしでなんとかここまで弾けるようになったが一週間でペダルをつけることなどとてもできるレベルではない。ペダルをどのように踏めばいいかも知らない人間である。その場では「ハイ」と答えたがお先真っ暗である。
今日は水曜日で後3日しかない。絶望的だ。一念を燃やせばなんとかなるかなと思って冒頭のことを書いたが時間が限られている中では一念も何もあったものではないかもしれない。
でも「もうだめだ」と気が狂ったようになって廃人みたいになっても人生、一念を燃やしても駄目だと思えても一念を燃やしてみるのも人生、どうせなら後者を選ぼうと思う。残り3日間に一念を燃やしてみるつもりだ。





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Last updated  2021.07.01 12:25:24
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