今が生死

今が生死

2021.07.19
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カテゴリ: スポーツ


トヨタが五輪関係の広告を放映しないことを決めたという。開催、反対は国論を2分しているというが実際は反対の方が圧倒的に多く、反対の嵐の中で開催されるのが今回の大会だと思う。
五輪を宣揚するようなことをいうと袋叩きにあいそうな厳しい環境の中で筑波大学の特命教授真田久さんが7/17の新聞に「人類の連帯、平和の建設の原点に立ち返る」という文章を寄せた。
古代オリンピックは紀元前776年に戦争と疫病で苦しんでいたギリシャの人々が「戦争を止めて競技際を行いなさい」との神のお告げに従ってオリンピアの地で200mほどの短距離走を行ったのが始まりである。古代オリンピックは約1200年続き、オリンピック期間中は戦争をしてはいけない、武器を取ってはいけないという決まりが設けられていた。
この古代オリンピックの理想を受け継ぎフランスの教育者クーベルタンが1896年に世界に提唱したのが近代オリンピックである。オリンピック憲章には「人間の尊厳の保持に重きを置く平和社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てることを目的とする」と記されている。
コロナの嵐の中で開催される今大会は、「人類の連帯、平和の建設」というオリンピック本来の目的を確認し合う「原点回帰」の大会と言えると述べていた。
今大会は東日本大震災とコロナ渦からの復興という二重の意義がある。危機の中から新たな価値を創造していく、それがオリンピック精神だが、その模範を示したのが講道館柔道の創始者であり、1912年に日本選手団のオリンピック初参加に尽力した嘉納治五郎である。彼は柔道を通じて「精力善用」「自他共栄」の考えを示した。それはたとえ逆境にあってもそれを力に変えながら自他共の幸せの実現を目指すもので、それは今大会にも当てはまるものである。苦労と我慢を強いられてきたコロナ渦だからこそ、様々な困難や障害を乗り越えて出場する選手たちの姿が多くの人の共感を呼び、感動と勇気を送ってくれると確信する。と述べている。「オリンピックは勝利ではなく参加することに意義があり、人生において大事なことはいかに戦ったかである」とするオリンピック精神を真に示す大会になってくれることを心より願っている。





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Last updated  2021.07.19 23:13:27 コメント(4) | コメントを書く


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