今が生死

今が生死

2025.06.11
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カテゴリ: 世界平和


国連難民高等弁務官協会(UNHCR)からの活動報告が届いた。1950年に設立された国連の難民支援機関で、紛争や迫害で故郷を追われた難民を国際的に保護支援している団体である。1954年と1981年の2度ノーベル平和賞を受賞している。昨年度の活動はレバノン、ウクライナ、スーダン、シリアなどにおける43の緊急事態に対応した。例えばレバノンではイスラエルからの攻撃で住宅が破壊され、何十万人かが路頭に迷い難民になってしまった。UNHCRは28万8000人に緊急物資のマットや調理器具セットを届け、救急車10台や10万人分の緊急医療キットを提供したとのことである。パレスチナのガザ地区ではもっと酷いことが行われており、アメリカその他の支援部隊と共にUNHCRも懸命な支援を行っているが、とても支援しきれる状態ではない。
問題は国と国との領土争いでの戦争や、国内での勢力争い等で、数えきれない位の人達が住む家も、食べる物も奪われた状態に突き落とされているということである。UNHCRはその人達を支援する団体の一つだが、それによって一部の人は多少救われたかもしれないが、大部分の難民は苦しみの中に沈んだままだと思う。戦争を無くさなければならない、内紛を解決しなければならない、災害対策を常日頃から行っていかなければならない、と強く思った。しかし思うのは良いが、高齢で何の力もない無力な人間である。せめてわずかでも支援できればと思って気持ちばかりの志を送った。






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Last updated  2025.06.11 22:12:46 コメント(4) | コメントを書く


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