9月1日(日)雨

7月、8月は関西地区にはあまりマラソン大会がない。さらに毎年8月最終日曜日に開催されていた神鍋高原ハーフマラソンが中止になって、来年からは月を変えて開催されることになった。毎年仲間と一泊で出かけ、走友会の合宿のようになっていたのだったが。猛暑による熱中症を恐れる主催者が責任を取りたくないといったことだろうか。そういうわけで、昨年と同じく金胎寺(こんたいじ)お茶供養祭りマラニックに参加することにした。天気予報では台風15号の影響で雨の予想だった。同じ走友会のWさんと阪和線、大和路線と乗り継いでJR加茂駅に着いた。
スタートまで時間があったので受付を済ませ祈願を護摩木に書き込んだ後、Wさんと駅のトイレを借りに行って戻ったら、なんとほとんどのランナーはスタートしていた。大会の案内ではゼッケン順に9時0分、9時15分、9時30分のウエーブスタートのはずだったが。もとよりスピードを争う大会ではないし、今日のメインイベントの金胎寺お茶供養祭りは12時からなのであまり早く着いても時間を持て余すだけけだと思うのだが。とりあえず、加茂駅でWさんと記念写真を撮って最後尾からスタートした。9時半出発のつもりで駅を降りたランナーは誰もいないので、びっくりしただろう。

走り初めてすぐに雨になったかと思うと日が照ったりと、目まぐるしく天気が変わることになった。街道を思わせる町並みを過ぎて2kmほどで海住山寺。ここからのどかなお茶畑の風景が続く。大会案内では総距離約38kmとなっているが、昨年走ったときに実測26kmくらいしかないのは分かっている。主催者の井上さんんの人柄なのか、この大雑把なゆるい大会は女性の参加が多い。最初の登り坂ですでに歩き始めたランナーがいる。エイドはないということになっていたが、和束町の中心部のコミュニティセンターみたいなところに昨年同様エイドがあった。お祭りの会場のようでにぎわっていた。ここは冷たいお茶がおいしい。グリーンティは100円だ。
今回のテーマは来月長崎で開催される橘湾岸マラニック273kmの練習としてリュックを担いで走り、登り坂を歩かないということにしていたのだが、ここまで一緒に走ってきたWさんについて行けなくなった。先月末にいったスイス旅行の疲れが抜けず、足が重くて動かない。エコノミー症候群なのだろうか。練習でもキロ8分が切れないでいる。ここまでもキロ8分くらいかかっている。金胎寺の急な登り坂で走り続けることができなくなった。ほとんどのランナーが歩いていた。100歩歩き、百歩走りに切り替えた。曲り角を越えたら、また登り坂と同じような景色が繰り返す。飴湯のエイドを過ぎると傾斜はやや緩くなる。高度も500mを越えてきた。林を抜け、お茶畑に出た。昨年はここにキャンピングカーのイカ焼きとおかゆがあったのだが、今年は何もなくただ湧水が噴出しているだけだった。今年はビールを飲みながらイカ焼きを食べようと思っていたのでがっかりした。


鳥居を抜ける前にWさんに追いついた。11時頃茶店に着いたがまだ弁当が間に合っていないとのことだった。とりあえずビールを買って二人で乾杯。雨が激しくなって雨樋から水があふれていた。上手いのか下手なのかわからないホラ貝の音が聞こえる。ペットボトルのお茶がついた弁当は赤飯と漬物だけのシンプルなものだった。一般の山登りの人達は豪華な弁当でおかずのやり取りをしていた。速いランナーにはふもとで会ったそうだ。
食事の後、茶店からもう少し登った境内に行った。お祭りはもう始まっていて、積み上げた枝に火がつ点けられたが、雨のせいでくすぶっていた。不思議なことに雨がやんだ。昨年はタヌキの毛皮に座っていたいちばん偉そうな行者が今年はオレンジの座布団に座っていた。やがて炎が燃え上がり、護摩木が投げ入れられた。ホラ貝の音がいちだんと大きく鳴り響いた。
この後矢が放たれたり刀で何かを倒す下りがあったりして、その後もちまきがあるのだが、寒さで足が固まりそうだったので山を下りることにした。急な行者道は赤土の泥が流れていて足を踏ん張りながら降りなければならなかった。ランナーが詰まってしまいなかなか進めない。キロ15分くらいだった。
腐った丸太の橋を渡るとグリーンティと冷たいオレンジのエイドである。公園になっていてお茶の起源となった偉い人がいたようである。宇治田原町に入っている。バス停でバスの時間をみている女性がいた。ここからゴールまではせいぜい5kmなのでバスを待つよりそのまま走ったほうが早いと思うが主催者の距離を信じれば15kmはあることになる。大きい道から左手の登り坂に矢印が引いてあるのだが雨でほとんど見えなくなっていた。しばらく行くと大集団が引き返して来た。道を間違ったと言っていた。昨年はこの道を来たのだけど間違いないはずだが。先頭になってしまったがすぐに3人ほどに追い抜かれた。何人かが着いてきた。昨年Wさんはこの先で道を間違えたそうだ。(家に帰って調べてみると左折せずに直進すると国道に突き当りあとは道なりに行くとゴールだった。しかもバイパスなのか距離も短かった)
残り3kmほどでようやく調子が良くなった。下り坂ではあるが最後はキロ5分も切ってゴールの温泉に着いた。




2026秋 長崎橘湾岸スーパーマラニック273… 2026年10月12日
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