今となっては普通になったが、この大会が高額参加料のさきがけだった。参加費が高い割にはエイドは水、スポーツドリンク、バナナ少しとシンプルであるが招待ランナーはやたらと多い。各地の市民マラソンの優勝者、姉妹提携している国内外の交流ランナー、全盛期を過ぎた元一流ランナー、お笑い芸人等々。大会名に「チャリティー」がついて一方的に参加料を上乗せして立場の弱いランナーいじめするのは公取などで問題にならないだろうか?参加費がどのように使われたかを公開する大会はほとんどない。エントリー競争もシビアだが家から30分程度で行けるので交通費や宿泊費がいらないことが魅力ではある。

この大会は過去10回走って自己ベストを含めて7回4時間を切っている。自分にとっては良い記録が出る走りやすい大会である。キロ6分で走るとゴールタイムは4時間12分くらいになる。この12分を縮めて4時間を切るのが難しい。目下のところ2年間12大会連続で切れていない。1キロ5分40秒を切って走るのが今回の目標だった。ピストルが鳴ってから2分ほどでスタートラインに達した。コースは浜寺公園を出るとゴールとは逆の大阪方面に4kmほど走って折り返す。3kmほどで折り返して来た先頭のランナーに出会った。すでに独走。かって日本記録を持っていた藤田敦さんはもうトップからだいぶ離されていた。
岸和田でだんじりばやしが聞こえて来て中間点である。2時間00分22秒だった。ほとんど平坦で追い風の中でこのタイムは最後の4つの橋声を考えるとまだまだ厳しい。この辺りで追い越しも追い越されもなくなる。貝塚から泉佐野まで来るといつも走っているところでゴールが近くなったと感じ始める。息を吐いて吸うのは2拍子で足と手は4拍子でリズムを崩さないよう、惰性で進んで途中止まらないように心掛けた。
最初の24km地点と41km地点付近で5分40秒を超したが、それ以外はすべて5分40秒以下だった。30kmで貯金12分。残り12.195kmをキロ6分で行けばネットタイムで4時間切れるとなって元気が出た。海から吹いてくる向かい風も涼しく感じた。橋のアップダウンで歩いているランナーを次々と追い抜いて、結果は3:59:28でグロスでも4時間が切れた。後半の方がタイムが良かったのも収穫だった。


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