今このときを よりよく生きよう

2011年02月14日
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カテゴリ: HEROくん



HEROくん、自分は、何人からチョコレートをもらえるのかを、事前にずいぶん気にしていました。

年長児くらいだと、まだあまり照れとかが少ないのか、

チョコをくれるかどうか、女の子に直接聞いたりしていたようです。


先週などは特に、

「○○ちゃんが、HEROくんにチョコくれるんだって~」などと、

保育園から帰るたびに、報告してくれました。


ですが、いくら事前に聞いていても、

いまひとつだれからチョコをもらえるか、確信のなかったHEROくんでした。




しっかり遅刻して行ったHEROくん。


30分近くの遅刻をして教室に入っていくと、

クラスの女の子が二人、チョコをもってHEROくんの前にかけつけました。

二人の女の子からさしだされたチョコを前にして、恥ずかしがってしまうHEROくん。

おじけづいたのか私の後ろに隠れてしまい、チョコを受け取ろうとはしませんでした。

仕方がないので、私が「ありがとう手書きハート」と代わりに受け取りました。


チョコレートは、一日中、保育園のランドセルの中に入れていて、私がお迎えに行くと、

私が代わりに受け取ったことすらすっかり忘れて、

「チョコ、ふたりからもらったよ~!!!」と報告してきました。


でも、はたと気づいたようで、「あ、ママ知ってるねぇ・・・」




家に直行し、さっそく嬉しそうにもらったチョコを食べ始めました。


どちらの子のチョコも手作りで、ラッピングもかわいくなっていました。


ひとりからは、生チョコレート。(味は本格的です!)

もうひとりからは、

いちご、ホワイト、ミルク・・・といろんな種類のチョコ。



 おまけに手作りクッキーがついていて、気合が入ってます。

(あとからその子のママに聞くと、どうやら本命チョコらしいとのこと・・・)


ほんと、小さくても、しっかり女の子なんですね。

お母さんたちもきっと大変だったでしょうねぇ。



朝、HEROくんが保育園に遅刻して行った際、担任の先生が

「HEROくんがお休みするんじゃないかと、女の子が心配していたんですよ~」と言っていました。

「さぞかし、チョコがとびかったんでしょうね?」と私が聞くと、

「すごかったですよ~」と先生。


なんでも、「友チョコ」というのもあって、女の子同士でチョコを贈りあうらしく、

男の子以上にチョコをもらっている女の子もいたみたいです。



保育園からこんなに盛り上がるのか~とちょっと驚き!



でも、子供って残酷です。こういうイベントがあると、好き嫌いがハッキリ現れてしまいます。

HEROくんでさえ「○○くんは、チョコレート1個ももらえなかったんだよ。

みんなから嫌われてるからね~」と平気で報告してきます。

チョコが飛び交っているなかで、その子がどんな気持ちになったかを考えると、

かわいそうになります。


HEROくんも、内心は、チョコレートをもらえないんじゃないかと心配していた口なのに、

とりあえずもらってホッとしたせいなのか、

もらえなかった子のことをそんな風に話すなんてよくないなと思いました。


こんな小さい子たちまで巻き込んでしまうバレンタインデー、

果たしていいのかと、少し疑問ではあるのですが、つい流されています。


バレンタインデーが愛情を示す日であるのなら、

HEROくんには、

愛情のひとつである「思いやり」も示せるようになってほしいものです。






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最終更新日  2011年02月20日 19時45分41秒 コメントを書く
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