とあるみのりんファンのゴルフライフ

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テーマ: ゴルフ(7206)
前回の続きとして、PING G430 LST DRIVERの試打クラブを打ってみた。
シャフトは、ヘッドスピード40m/s前後では球が浮かないのでは、と想定し、球が上がりやすいALTA J CB BLACKのSシャフトとし、ロフト角は10.5度を最初試打した。
ウェイトポジション、ヘッドポジションはノーマル。
形状(G430 LSTの特徴)
・上面のタービュレーターの形状はG430 MAX同様。
・クラウン後方(飛球線と反対方向)がカーボンになっており、途中でコントラストとなっているが、球面に沿った形で境界があり、第一印象構えにくさを感じる。
・確かにG430 MAXより小さく見えるが、そもそもG430 MAXは大型ヘッドであり、G430 LST単体で見た時にヘッドのコンパクトさは感じない。
・空力?の感じ方はG430 MAXと同様で差異は感じない。
・G430 MAXで感じたダウンスイング時に下に引っ張られるような感じは幾分感じにくい。重心がやや前方にあるためなのか
・オフセンターヒットへの強さはG430 MAX程ではないが、例えば現在使用しているSTEALTHに比べれば断然強い。
・シャフト特性が大きいからか、G430 LST 10.5度のALTA J CBは球が上がり過ぎた。途中で9度ヘッドにスイッチしたところ、十分に球が上がってくれたので、9度ヘッドで問題はない。
・シャフトの影響があるかもしれないが、9度ヘッドで打っても低スピン感はあまりない。あくまでG430 MAXに比べて低スピン、ということだろう。
感想
G425シリーズの打感、打音を改善したDr という評価は、MAXと同様。
・G430 MAXと比較すると低スピンであり、シリーズ内での色分けははっきりしている。
・LSTとついているが、 あくまでG430 MAXに比べてLSだというだけで、スピン多めの安定系ドライバーという位置づけはあくまで不変。
・十分球は浮くので、 LSTだからロフト多めの方が良い、とはならなくていい。 ALTA J CBであればロフト9度で十分に対応できる。
・G430 Drシリーズは「激飛」をコンセプトとしているが、これは「PINGのDrシリーズの中で”激飛”」ということであって、 他社含めた昨今のドライバーの中ではスピンの入る安定系の部類 に入る。LSTだからといって、飛びを期待するのはやめておいた方が良い。
G430 MAX、LST総評
・基本的にキープコンセプト。 G425の流れを踏襲 している。
・前作同様PINGの強みである 高スピンの安定性を感じられるのはG430 MAXで、これを中心に考えるべき。 G430 MAXではスピンが入り過ぎるけど安定感・寛容性はある程度求めたいならG430 LST、という位置づけか。
G425シリーズを 打感、打音が悪くて使えないと考えていた層であれば、十二分に購入検討の価値がある。
・逆に、今までのPINGにないものを求めたい、特にメーカーのうたい文句に影響されて 飛距離を求めたいなどと考える人は、はっきり言ってその期待は裏切られる。 他社の低スピンドライバーを検討することを勧めたい。





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Last updated  2022.10.21 20:00:07
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