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昨年の5月9日で更新がとまってしまっていたブログを再開させて頂こうと思います。正直この1年間は色々な事があったように思います。はじめての皆さんはじめまして!よろしくお願いします。以前からリンクして頂いていた皆様、ご無礼してしまい申し訳ございません。また場所を移し再開させて頂きます。よろしくお願いします。実は昨年のゴールデンウィーク明けから仕事の内容が変わりました。2007年の年頭にある企業の創業者の方より再三に亘りお誘いを頂き、そこでお世話になる事になりました。本業は健康食品、サプリメントを販売している会社で業界ではまずまずの知名度があり大手の流通などにも商品が陳列されています。そこの企業が新たに事業を起こすという事で営業を任されることになりました。業種はズバリ農業です!長年「食」に携わって参りましたが一番ベーシックな農の世界に行くとは夢にも思いませんでした。立ち上げてから今日までビジネスモデルが二転三転して参りました。最初は高品質なトマトを作りブランド化し販売する青竹の粉を原料とした農業資材(肥料のようなもの)を製造販売する農場経営する市民農園を運営する等々経営的にブレまくっているのではと感じていたところ今度は本業である親会社の内紛に巻き込まれ、結局M&Aで他社の子会社化私達のビジネスはよちよち歩きどころか、まだ立ち上がりきれていない段階で潤沢な資金があると思われていた親会社と切り離されてすぐに歩く事を求められだした寄らば大樹の陰ではないが大きな庇護が失われた時、人は不安になるものである。でも縁があり最高のスタッフが集まっている。人財とはよくいったものだ私より2ヶ月早く、このプロジェクトに参加していたKさんは私のひとつ下だが社会に出てしばらくして農業に興味を持ち、農業大学の社会人科に進みなおし日本でも有数のハーブ園が経営する農場で核となり業務をしていた。Iさんは僕より年上で人生経験抱負で最近までアミノ酸やミスト栽培や水耕栽培で日本でもトップクラスの研究をしてきて過去に5年間スイスで酪農をしてきてた人で田舎が好きで移り住んできた人です。今でもジャージー牛を2頭飼っていて自家製の乳製品を作る工房を自宅に作りはじめている。奥様も非常勤で入って頂いている。もう一方女性で長年地域のコミュニティ紙の記者をしていて人脈が抱負で広報活動の経験や隣にある日本でも広い面積を有する市の市長から事あるごとに携帯電話が入る人物です。私はというと出来が悪いですが18年間食品会社に勤務しその後2年間、飲食店支援を生業としてきました。そして農家の皆さんプロの農家が視察に訪れるプロ中のプロで常に有機農法を研究している実践派農家のKさんとMさんとK君いい時にいい、ご縁を頂く事ができた。ビジネスモデルが二転三転するなか、私達が扱う「竹粉」の農業資材は、前出の農家の皆さんが使い、これを使うと野菜の食味がよくなる、糖度があがる、収量が上がるなどのすぐれものですが、これを限られた人数で1からホームセンターや販売店を開拓し販売するのは商品の性格上、大変時間が掛かると感じた私は手を上げて野菜の行商をしたいと手を上げました。この青竹をまるごと特殊な機会で削って微粉にしたものを使って栽培された農作物はトマトでもアスパラでもメロンでも素晴らしい出来でほんとうにおいしい野菜が育ち煮物などするときは野菜自体が甘いので砂糖の量を気をつけなくてはいけない位。こんな素晴らしい農作物を日々情熱と愛情を注いで作っても、既存の流通にのせてしまうとKg当たりいくらと農薬や化学肥料を使って栽培されたものと同じ評価しかされていない事に大きな疑問を感じそれならこの農作物を自分の手で売っていきたい。そう感じたのでした。まず農業というものを知れば知るほど他の業態と比べいろんな矛盾がある業態でした。ここでやるには川上から川下全部やらないといけないと感じました。僕がいまやっている川上から川下は本当に小さい小川のような流れかもしれないけどこの流れを大河にし日本の農を変える事に少しでも影響を与えたいと志を持ち創めました。日々の記録としてまたブログをはじめたいと思います。よろしくお願いします。新ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/ghanamai/
2008.01.05
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