花日和

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2005.10.13
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カテゴリ: 本
装丁の美しさに惹かれて手にとった本。大島真寿美さんの本はみんな装丁がとっても綺麗。梨木香歩さんのも好きだけど。
安心して読める内容だった。登校拒否の彩美。夏休みに母親に強引に連れられて香港に。そして父親に初対面。いくらでもドラマチックに書けるテーマなのに、物語の主幹は成してない。彩美が香港にどんどんと溶け込んでいく姿を只管追っている。日本に戻ってから豆腐花を母と祖母と食べるシーンが好き。二度と会うつもりのない男との子を産んだり、いきなり香港に言ったり、祖母と激しく喧嘩したり、一見奔放に振舞う彩美の母が「自分の人生なんだから、思ったように生きられるかって言ったらそうでもないのよね」「自分の人生なのに、今、自分がどこにいるのかさえわからなかったりするんだから」と呟くのにはちょっとドキリとした。






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最終更新日  2005.10.14 23:33:35
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