花日和

花日和

PR

×

サイド自由欄

犬夜叉、銀魂、精霊の守り人などの二次小説については コチラから
(中はブログ仕様ではありません)



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

カレンダー

カテゴリ

プロフィール

y/o/m/o/g/i

y/o/m/o/g/i

バックナンバー

2026.10
2026.09
2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2010.09.06
XML
カテゴリ: 本
二巻と三巻の間の空白の十一年間と、エサル師の娘時代の恋が描かれています。
想像以上にがっつりとした描写と内容で非常に嬉しいv「獣の奏者」の三巻と四巻が出た時、「なんでこんなに美味しい十一年間をさっくりすっ飛ばしたんだーーー!」と私を含めあちこちで叫ばれていましたが、後書きにあるように「全て完結したからこそ書ける物語」というのがとても納得できる内容でした。確かに、コレが本編に組み込まれていると浮くし、何より心臓に悪い(結末を知っていてでさえドキドキした)。

・エリンとイアルの同棲時代は作者初挑戦の男性(イアル)視点で新鮮でした。
・エリンの腰の引けた押しかけ女房っぷりがすっごく可愛くって、彼女らしかったです。少女時代はあんなに堅物だったのに、年齢が上がるにつれてスキが多くなっているのはなんでや?
・二人らしいオドオドとした恋路は激しい喧嘩や情熱的な言葉は無く、ほのぼのとしたエピソードも多いんだけど、どうしても全体的に暗い。だからこそ、たまらないv
・イアルが妊娠を告げられてから一晩フリーズして、朝ご飯の時にようやく口を開いたかと思えば「子供用の匙を作らなければ」というボケ具合は笑いました。
・八歳で親元と離れたからなのか、イマイチ「お父さん」になりきれない感じがいいです。
・エサル師が気の毒でなりません(笑)。愛弟子を曰くのある地へ出張させて気を揉んでいたら「男と同棲するので帰りません。王宮には上手く誤魔化しておいてネvリランのことよろしくぅ~☆」なんて手紙が届いて、一年以上経ってようやく帰ってきたかと思えば腹ボテ。更に臨月に突然失踪・・・・・・。
・エリンの出産シーンは臨場感たっぷりで、本編で息子が大活躍しているのにもかかわらず冷や冷やしながら読みました。クライマックスでエリンが産室にイアルを呼んだ訳が、「エリン>>>子供」という姿勢の王宮の使いを封じることで、イアルも刃物を握ってそれに応えるというのが寒気すらします。彼の気持ちを思うと・・・・・。



・お相手はジョウンではなく学友のユアン。上橋作品ではこういうタイプの人間って始めてかも。
・失った恋の痛みに苦しみ、後悔もできずに、なんとか次の道へ行こうとあがく若い娘の姿が切ないです。
・人に飼われた生気の無い王獣に自分を重ねながらも自分がしたいことも分からず、ただ行動するエサルが最後に進路を決めるシーンが輝いていました。


今回はエリンと王獣の触れ合いやイアルの大立ち周りのシーンが無く、そこだけちょっと寂しかったです。余計なことですが、この本、いつか「青い鳥文庫」になるんですかねぇ?それは少年ジャンプにデスノートが載った並に革命的なことだと思う(あるいは、私が知らないだけで、青い鳥文庫ではすでにアリなのか?)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.09.06 21:57:50
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: