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2006/02/09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私が常日頃から思うことの一つは、



●なんとマスコミの切り替えの早いことか




でありまして。

さも、大々的なニュースのように取り上げて、世の中を煽っておきながら、


別のニュースが起きると、つい先週までひっきりなしに話題にのぼっていたことにも、全く触れなくなる。





ライブドア騒動もひと段落着いたのかしりませんが、マスコミもあまり堀江氏を取り上げなくなりました。


ま、



たしかに、日々刻々と変化する社会情勢を、報道していくという使命をもつマスコミですから、

いつまでも同じことを報道し続けているワケにも、いかないでしょうね。







ぼけーっ



と眺めているだけでは、世の中で起きている重要な事柄が右から左へ流れていってしまうので、



ま、よく言われるようにですね、



情報は取捨選択して、

これは、

たとえばテレビというメディア一つ取ってもそうですね。




毎日流れてくるニュースの中には、




本当にどうでもいいことをさも大変かのように脚色して、大々的に報道することもあれば、



本当に大事なことを、これまた大々的に報道することもあるわけです。


そして、



それらはすべからく、彼らによる一過性の「騒ぎ立て」でありまして、







次々起こる新しい事件や出来事によって、押し出されてしまうのです。




ま、良し悪しは別として、



先ほども述べたようにそれはマスコミの役割なのですから、






そういった彼らの垂れ流すじょうほうを、私達受け手が、どのように整理していくかが、


それだけが、








で、





ライブドアの件ですが、




彼らは、いわゆる、



●時価総額経営



の権化のような集団でした。




マスコミは彼らを虚業とよび、



彼らはそんな風に呼ばれることに対して彼らなりの「憤懣やるかたない」思いを持っていたようですが、






しかし、彼らのやっていること自体が本当に虚業だったかどうかは別としても、




●時価総額経営





という彼らの歩んだ道が、




実態に見合わないほど、時価総額を膨らませていた、という意味ではバブルなワケで、




虚業というか、まぁ



私達が、虚像を見ていたことは、間違いないでしょうね。





こんなことになる前は、でも、



結構、時価総額経営って、もてはやされてましたよね。





日本が不良債権で苦しんでいた時に



欧米を見習え的なムードの中で

日本の銀行なんかが合併して、世界一の規模の金融機関が誕生したりすると、


それを嘲笑するかのように




よく言われたのが、




日本の金融機関は、規模はでかいけど、時価総額が小さい。


欧米の金融機関は、規模は小さくとも、時価総額が大きい。



ダメだ、日本の金融機関は。





日本は売り上げ至上主義だ。


しかし、大切なのは利益率で、時価総額はこれに大きく関わってくる。





株主こそすべて。



株主価値増大のために、は、




時価総額の極大化。






こんな価値観が、すくなくとも世間を席巻…していたのです。




していたなぁ、と。



最近、一週間前に比べてテレビでも堀江氏を見なくなったなぁ、と。



思いながら、


同時に、



マスコミが時価総額経営を煽り、

彼がマスコミにもてはやされ、

彼が築き上げたものは結局崩れ、


マスコミは彼を叩き、

マスコミの時価総額経営の論調は、

堀江氏とともに消えていった、





一連の流れを見て、盛者必衰の理を感じますね。




2000年くらいに、グロービスの堀氏が、次のような内容のことを言っています。





私は、会社の価値は、時価総額ではなく、どれだけ社会に価値を生み出したかで決まると考える。






堀氏もいかがわしいとかバッシングされたりしてますし、


彼自身も、



価値を生み出す、という定性的なモノサシが必ずしもイイとはいっていませんが、



でも、日本がどん底だった、


ルック・ウエストだったあの時に、




これが言えたのだから、少なくとも、

その通り失敗した堀江氏や、


堀江氏の失敗まで時価総額経営を持ち上げたマスコミは、


堀氏から遅れること5年ですね。





また、



コーポレートガバナンスという点から見ても、


株主を、



第一義的に考え、他は二の次という時価総額経営は、




●ステークホルダー




という経営における重要な構成要素のうち、偏った側面ばかりを見ており


結局これをおろそかにしております。





あと、

最後に、


こんなご時世だから




稀代の投資家、ウォーレン・バフェットの言葉も、今更ながらに心に沁みますよ。







お金のために仕事をするのは、お金のために結婚するのと同じくらい、虚しい





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Last updated  2006/02/09 11:02:51 PM
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