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2004.06.17
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これを譬えるなら、子どもを生んで初めてその姿を見たときの、愛おしさを想い出す。
私の心を、絵で描ける人がいる。私の気づかなかったことも、彼女は自分の心のひだで捉えて、
見る人を喚起させる。

絵本に、曲が入った。通り過ぎない音をつくる人。17日、2時40分。
曲が流れる前に何となく時計を見たのは、この瞬間が特別なものだからと、誰かが教えてくれたのかもしれない。
曲に対してなんのお願いもしなかったのに、紙の上に描かれたものと同じで、聴きながら喚起させられた。

音に誘われて、どこかに連れて行かれたようだった。鼻の奥がツンとする懐かしいあの頃に。
記憶の中だけにしまわれた時間が自然とほとばしってくる。素直になれそうな、気分。

長いこと触れなかった幼いときの「笑顔と涙と、そして不安」を、私は抱きしめていた。
それをまだ抱えている自分に気づく。「ボク・・・」は、私に必要な絵本だった。
過ぎた時間の切なさも、これからを見つめる目も、あの絵本の中にあるから、もう私は忘れない。

一井さんと峰さんとの世界が合わさって出来た「ボク・・・」。まだ、3人しか知らない。2時40分の出来事。








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Last updated  2012.04.19 00:39:28


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