2005年12月03日
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2005年9月22日



1.ADRを利用してBRICsへ投資することのメリット

(3)ADRを買う際で最小限知っておくべき用語や仕組みについて説明します。

パリティー(理論値)

先ず、米国で証券会社のトレーダーが朝、出勤してきて、或るADRの銘柄に関してビット、オファーの建値を建てる場合、どうやって値段を決めるかについて説明します。
ペトロチャイナ(ティッカーPTR)を例にとって見てみましょう。

9月9日の現地引け値:6.15香港ドル
9月9日の香港ドル/USドル為替レート:7.7632
普通株→ADRへの変換比率(コンバージョン・レシオ): 1対100



つまり79.2199が理論値、即ちパリティーとなります。
なお、ADRへの変換比率(コンバージョン・レシオ)は銘柄によって、1対2とか、1対10とか、いろいろ変わります。自分の知りたい銘柄のコンバージョン・レシオを調べるには:

http://www.adr.com/entry_disclaimer.html

で最初に出てくる画面の一番上にティッカー・シンボルを入力するところがあります。
そこで例えば、PTR<GO>と押すとペトロチャイナに関する基本的な情報が出てきます。
その画面の一番下にRatio(レシオ)1:100と出ています。

プレミアム/ディスカウント

さて、9月9日のペトロチャイナのNY市場での引け値は実際には81.24でした。 するとNYでの引け値の方が香港での引け値より2.55%高かったことになります。
このようにADRの方がパリティーより高い場合をプレミアムと言います。 逆にADRの方が割安な場合はディスカウントと言います。 通常であればADRの株価がパリティーから大幅に乖離することはないのですが、例外的にADRに大幅なプレミアムがつく場合があります。
これは現地株が外人持ち株規制などの理由で自由にADRに転換できない場合、ADRが品薄となり、もたらされる現象です。

割高だとわかりきっているものを買わされるのは気分の良いものではありませんが、プレミアムがついている場合は、やはりそれなりの事情があるケースが多く、そうしたプレミアムはなかなか解消しないのが常です。






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最終更新日  2006年01月31日 11時52分38秒


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