2005年12月13日
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2005年12月2日



インドのITアウトソーシング業界(3)
今後の成長分野について

さて、前回、ITを生かしたBPOやR&Dサービスなどは伝統的なITアウトソース業務であるソフトウエア開発やメインテナンスより急成長が見込まれると書きました。そこでこれらの分野の特徴について少し説明を加えたいと思います。

ITを生かしたBPOの特長
この業務はヘルプデスク、ないしはコールセンターの形態をとります。具体的には人事管理業務、給与計算および支払いの業務、401(k)のサポート、企業の帳簿管理、外国企業の米国会計基準による決算の準備、保険請求の処理、クレジット・カード業務のサポートなどです。これらのBPOは米国内の競争相手と受注を争う場合、賃金格差が決定的な決め手になります。従って、時間当たり単価は比較的低いです。中にはITヘルプデスクのように時間当たり40ドルという高単価の業務もありますが、このような高付加価値業務は全体の20%程度です。その他のコールセンター業務は大体、時間当たり単価が8ドル程度です。BPO全体での平均時間当たり単価は12ドル程度でしょう。

一方、ITを生かしたBPOの請負をする際に必要になるインフラはソフトウエア開発などの場合とさほど変わらず、比較的高価だと言えるでしょう。その為、利幅は一般に小さいと理解されています。

それからITを生かしたBPOの場合、インバウンド・コールなどを通じてクレジット・カードのユーザーや401(k)の受益者など、最終顧客と請負業者がダイレクトにコミュニケーションする場合が殆どです。従って、「電話口での応対が良い」などの質的なファクターが大変重要になります。別の言い方をすればコールセンターが企業の「受付嬢」になるわけです。このことから、一度BPOの外注契約を請け負い、それなりの顧客の満足を得られれば、契約更新の際に外される危険性は少ないと言えます。さらに、これらの作業は景気に左右されない性質のものですから、不況にも強いです。これらの事はBPOという商売が業績予想を立てやすい(英語で言えばビジビリティーが高い)ビジネスであることを意味します。ここまでの点をまとめるならば、BPOは比較的ロー・マージン・ビジネスだけど、株価評価(PEマルティプル)では高く評価されやすい、という事でしょう。

R&Dサービスの特徴







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最終更新日  2006年01月31日 12時23分54秒


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