2009年09月14日
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今日のまとめ

1.8月の経済指標は市場参加者の懸念を払拭するものだった
2.唯一の問題点は貿易が引き続き低調だったことである

■概ね良好だった8月の経済指標



中国の8月の経済指標は先月の統計よりも内需の加速を示すものが多く、市場参加者を安心させるものでした。

1月から8月の都市部における固定資産投資は+33%で、市場予想を若干上回りました。また1月から7月までの固定資産投資が+32.9%だったことから8月のペースはピックアップしていると言えます。

8月の鉱工業生産は+12.3%と7月の+10.8%より大きく改善しました。

中国の鉱工業生産01

8月の小売売上高は+15.4%でした。これは7月の+15.2%より高い数字でした。

中国の小売売上高02

次に物価に目を転ずると消費者物価指数は前年同期比▼1.2%、生産者物価指数は前年同期比▼7.9%と相変わらずインフレを感じさせない数字となっています。

中国の物価03

さて、人民銀行によると8月の人民元建て銀行融資は4,104億人民元で、7月の3,559億人民元より多い数字でした。これはポジティブ・サプライズでした。

中国の銀行融資04



輸入は前年同期比で▼17%であり、7月に比べると+1%でした。(なお7月は6月に比べて+3.5%でした。)

これらのことから貿易に関しては基調としては改善途上にあるけれど、回復のモメンタムは先月より鈍化していると言えると思います。

結論的には中国経済は先月同様、しっかりした足取りを辿っていると言えます。しかし貿易の回復が遅々として進まないことから、引き続き緩和的な金融政策に依存するかたちになっていると言えるでしょう。





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最終更新日  2009年09月14日 19時06分20秒


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