今日のまとめ
貿易統計
中国の4月の輸出は1556億ドル、輸入は1442.6億ドルでした。

輸入の伸び率はエコノミストの予想より少し低かったのですが、特に異変を感じさせるほどではありません。

物価統計
中国の4月の消費者物価指数は前年同期比+5.3%でした。これは3月の+5.4%より少し改善しました。なお市場予想は+5.2%でした。4月の 生産者物価指数は+6.8%でした。これは3月の+7.3%よりインフレが鎮静化していることを示しています。なお市場予想は+7.0%でした。

中国人民銀行は金融の引き締めによりインフレ退治の努力を続けていますが、それがゆっくりと効き始めている印象を受けます。
小売売上高
中国の4月の小売売上高は前年同期比+17.1%でした。これは3月の+17.4%より若干低い数字です。コンセンサス予想は+17.6%でした。

鉱工業生産
中国の4月の鉱工業生産は前年同期比で+13.4%でした。これは3月の+14.8%より少しだけ減速を感じさせます。エコノミスト達のコンセンサス予想は+14.6%でした。

以上をまとめると、輸入がほんの少し予想を下回ったこと、生産者物価指数の上昇幅が予想を下回ったこと、小売売上高や鉱工業生産高の伸び率が予想より低かったことなどは全て中国経済の成長のペースが少しだけ鈍化していることを示唆しています。
これはインフレ退治を経済運営の最重要課題に据えている現在の中国政府の意図する通りの結果であり、好ましいトレンドです。
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