錦小路草子

錦小路草子

2007年01月20日
XML
カテゴリ: お芝居・映画関係

今日は大阪の松竹座へ初春大歌舞伎を見にいってきました。午前11時開演なので、10時にJR大阪駅のikariスーパー前で友人と待ち合わせ、お弁当とお茶を買って地下鉄に乗り込み劇場へ。昨年末の顔見世チケットで散財したこともあり、今回はチケット代を節約して3等席にしましたが、3階の一番前の席でした。チケット手配してくれた友人に感謝です。今回は何と言っても団十郎・海老蔵が2人揃って出演!というのが一番の楽しみでした。劇場の観客席の客層も、海老さま人気か、南座の顔見世よりも若い人が多かったように思います。まあ、顔見世はチケットが高いし、すぐ売り切れて取り難かったのもあるとは思いますが。昼の部で2人が出演する演目も「勧進帳」。団十郎の弁慶、海老蔵の富樫です。もう海老蔵が舞台に登場した瞬間から、なんか舞台が明るくなったような錯覚を覚えました。自分でも意外なんですが、たぶん海老蔵の歌舞伎を生で見るのはこれが初めてのように思います。自分が思っていた以上に声も良くて、オペラグラスでアップを見ても、まさに「水も滴る」ような男前で、目力もびんびん!に感じます。「こりゃあ、はまる人ははまるわ~」と思ったのでした。義経は藤十郎さんだったのですが、御所人形のようなぷりちーな義経だなあ・・・と、人間国宝に対して失礼なことが頭をよぎってました。その藤十郎さんの真価発揮が「封印切」。一昨年の襲名披露公演で「曽根崎心中」を見たのですが、上方歌舞伎復興のため、一般の人でもわかりやすいように話し言葉は関西弁ですし、ストーリーもわかりやすく、登場人物も、現代人でも感情移入できるようにしてあるんだなあと思いました。前に仁左衛門さんの忠兵衛を見たことがあるのですが、仁左衛門さんの忠兵衛は、相手の侮辱に耐えかねて、苦渋の決断というか自分の意思で封印を切ったのですが、藤十郎さんの忠兵衛は、挑発にどんどん乗せられていって、その気はなかったのにちょっと力が入りすぎて封印が切れちゃって、それで大ショックを受けちゃってパニック状態のナチュラルハイで持っていたお金の封印を全部切っちゃう・・・という、気が弱くて馬鹿で、哀れな人間くさい若旦那でした。「曽根崎」もそうでしたが、最初のほうで、ラブラブなバカップルぶりで観客の笑いを誘っておいて、馬鹿ゆえに悪人にだまされたり挑発されたりして破滅していく、という前半と後半のギャップがよけいに悲劇をひきたてているように感じました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月21日 01時36分38秒 コメント(1) | コメントを書く
[お芝居・映画関係] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

お気に入りブログ

ぴょんぴょん堂 ●ぴょんぴょんまるさん
梶の葉 *。。・★ … Kajinoha_Himeさん
二世帯住宅生活日記 sohoshitoさん
ふたり暮らしの手帖 サリィ斉藤さん
本場奄美大島紬 新… 奄伽樂(あまから)さん

コメント新着

マイコ3703 @ 巡り巡ってたどり着きました♪ 更新、頑張っているんですがどうしても上…
ISO0104 @ Re[1]:突発性発疹(12/10) サリィさん コメントありがとうございます…
サリィ@ Re:突発性発疹(12/10) お疲れ様でした。苦しんでいる息子さんを…

カレンダー

プロフィール

ISO0104

ISO0104


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: