全6件 (6件中 1-6件目)
1

古い資料を読んでいたら、フェレットにボツリヌス菌の予防接種をするという記事が そのあとの文章の通り、普通は必要ないのだなーということですが接種している事例があるという事でしょう。 この資料は「フェレットの臨床」です。1997年くらいに翻訳された獣医さんが読む本です。 まあ、予防接種は要らないという理解でいいと思いますけどそれはボツリヌス菌の摂取源となる食べ物を食べないためという受け取り方をしています。 たまに蜂蜜の話を書きますけど、蜂蜜にはボツリヌス菌が付いている可能性がある食べ物です。普通の大人は腸の防御ができているので感染しないという私の理解ですが腸が不十分な1歳未満の幼児には危険があるという存在です。 人間の致死量は0.00005mgで青酸カリの30万倍の強さと言います。 まあ、健康なフェレットは大丈夫だとは思いますけど、インスリノーマの時の長期ステロイド利用で落ちた抵抗力の時に出会ったら感染する可能性はどうでしょう・・・ 必要のないリスクを、蜂蜜はそれほどのメリットがあるものではないので取る必要がないという意見を私はしています。 そんなに高確率で毒性を持つことはないと思いますけどその軽い気持ちで幼児が近年死亡しています。 2017年の幼児死亡事例 メリットが少ないのに使って ハイリスクを受け取ってしまった事例です。 フェレットもステロイドの時のハイリスク低メリットの蜂蜜はやめましょうという注意喚起です。それでもやる人はご自由にしてください。 たまに当たれば突然死をするでしょう。 腸ができて防御作用ができていれば感染しない・・・ それでもフェレットにボツリヌス菌の予防接種をしていた理由が何かあるのでしょうね。それを感じていただくきっかけになればと、昔の資料をご紹介します。 ある程度の知識をフェレットが4歳までに持ち得ていないとフェレットを苦しめることになると思います。そういう人をたくさん見ていますのでどのラインを最低限かと言い切れませんが各々必要な項目は学んでおくことをお勧めします フェレットは飼い主さん次第ですから
2022.01.18
コメント(0)
朝ドラで「すべての学問は音楽に通ず」と トミーが発言していて いい言葉だなーと思ったのでマネをしました。 いたち学。医達学。。。すなわち人間も含めた生き物すべてが健康で過ごすための学問。病気なら癒し、健康を維持する学問です。 私は電気電子を大学で学びに行ったので生理学とか薬学とか今やっている学問は独学ではじめ、いろんな先生に教わってきました。 化学は高校2年までの専攻で、ベンゼン環なんてよくわかりません。高校の化学教師を定年したお友達(?)がいるのですがベンゼン環の話を伺ってもチンプンカンプン頭に入ってきません。 要するにそういう形で見立てて考えるということなのでしょうけどね 他の学問のように身にはなっていないのが現実・・・ そんなわけでフェレットのことを学んで、研究していくには獣医学や薬学など直球で関係する学問だけでは不足しているというのが今回お話をしたいことです。 いつのころからか、植物と動物の関連性を調べています。生き物として同じですし、植物を健康に有益に薬にしたり日々の維持に活用している動物は、植物生理を学ぶことで見えてくることがありました。 地学もそうです。ある地域の動物、人間の健康に影響をお与えるのは土壌中の成分であります。有用成分が環境で不足していたり重金属など害を及ぼす成分が含まれている土地であったり。 そういうのは集団の健康として現れます。 環境を調べることも健康には有益です 戦国時代、今の山梨県の武田氏が全国を制覇できたか!という問いに、山梨には奇病があって、若く突然死するから無理だろうという、半ば乱暴な話があります。 これは川にいる寄生虫が人を死に至らしめるのです。 川を歩いているだけで感染するのです。 原因の虫はこれかな? 歴史にもいろんな学びがあります。 今年の大河ドラマでは平清盛が出てきますが彼はマラリアで亡くなっているんですよね。 奇病のように平家物語では描かれていますが現在では原因と治療法もあります。もちろん諸説あるようですが 偉人の言葉にも「いたち学」に通じる言葉がたくさんあります。 ですから、「すべての学問は いたち学に通ず」いい言葉だなーと思いました。フェレットが元気ならそれでいいです ぽっちゃんがんばれ!
2022.01.13
コメント(0)
年末忙しくて途中まででしたので続きを記します。 酸化防止剤のエトキシキンはアメリカでは魚が港に水揚げさせるとサーっと撒くという記事を読んだことがあります 不通にアメリカでは人間の添加物で利用されていて 日本では10年ほど前に厚生労働省に電話をして聞いたのですがエトキシキンが悪いから日本で認可されていないわけではなくてそういう要望がなくて使えない添加物になっていると電話で教えていただけた担当の方はおっしゃっていました 事実かどうかは確認していませんが、その方はそう言っていました。 つまりそんなに毒性があるのかははっきりしないのです。 発がん性物質と言われるものの多くは体内で活性酸素を多く作ることで発がんすると書かれています。 なので、活性酸素を処理できれば発がんしないってことですそのため個人の対応能力に依存することになります。 ともかく、アメリカでは魚に振りまくということで魚を原料にした加工品には含まれていることも・・・ 人間用の加工食品には添加物での利用は禁止ということなら入っていてはダメなのでしょうけど前回の大阪での事例のように、消費者は騒ぎ立てたんです 参考HPはこういう事かと ともかく混入することもいろいろ で、ある海外製のフェレットフートにエトキシキンって書かれていたんです。 で、ある時に日本語のラベルから消えたんです。 そこで輸入代理店に電話をしたのです。そうしたら電話口の方は「書かれていなければ入っていないことだ」と言ったんですね そうかなーと思って2万円払って分析をしたら入っていました。 そうしたら、取引先の方が社長と会話をして「エトキシキンが分析したら入っていましたよ」と伝えると社長さんは「そうでしょうね」と回答したと言います。 私はそのフードを扱っていなかったのでやり取りはできなかったのですが取引先の方は量を扱っていたのでそいう話が出来ました。 まず、今も犬猫の法律でも入っていていい量がありそれ以下なら記載しなくていいと聞いていますので 書かなくてもいいし、不都合な記載は消しても今でも、犬猫においても法律違反ではありません。 フェレットでは取り決めもないので自由なのです。 それでも問題は、代理店に電話をして「パッケージから消えましたが入っていますか?」の質問に「記載されていないから入っていない」と言い切るのは 嘘をついたことだと思うんですけどね。 さて、私は2000年からサプリメントを開発して販売1996年ほどからフェレットの生体と用品を輸入して販売していたのでこういう表記についての法律などは注意していました。 ですから、法律には何もフェレットには取り決めはないのは最初から知っていました。 人間用の製品開発も頼まれることもあるので人間用の記載についても保健所などに何度も電話をして教えていただいています。 違法行為はしたくありませんから でね、疑問があったんです。 私も原料に使っている素材は、もともと複数の材料を配合した加工品を使うのでどういう表記にすればいいのかわからなかったんですね。 つまり、なんでもいいんですけど、ホットケーキミックスとアイスクリームとか混ぜた製品を作ったときにどう記載すればいいのかな?ということ。 この場合は、材料に使ったモノの多い順で 材料(ホットケーキミックス、アイスクリーム)の順になります ホットケーキミックスは小麦粉、砂糖、重曹・・・という組み合わせで作られますでしょ。 アイスの中にも砂糖は含まれています。 このホットケーキミックスとアイスクリームの配合ではそうなりませんが 砂糖を合計したら第一原料である小麦よりも多くなることもあります。 つまり、あらかじめ配合された材料をその会社で組み合わせて配合した場合合計すると実は多い順になっていないこともあり得るってことです。 事例がいいのが思いつかなかったのであれですが 多い順に思わせる方法として、 肉類(チキンミール、ポークミール、肉副産物なんとかかんとか)小麦、トウモロコシ、、、 って記載されていた時に、送料としてはチキンよりも、小麦、トウモロコシの方が多いこともあるってことです。しかも、順番には正確性は求められていませんし。 つまり、何が本当かがパッケージではわかりきらないってことです。 わからないことをわからないって書いているので、私もよくわかりません。 こういう自由なフェレットのパッケージ表記の中で犬猫の多い順の通り書いているメーカーと(規制がないため)自由に書いていいので、多い順ではなくよさそうに書くメーカーがあっても比較できませんよね。 また、事前に配合された材料を組み合わせた場合、複数の配合材料に含まれている素材が実は合計したら一番多くなる場合もあって良くわかりません。 なので、フェレット製品のパッケージ表記は参考程度に見るしかないんです。 邪なことをやるメーカーがありますので。 よくフェレットフードでお勧めはありますか?と尋ねられますが、いくつかの原因で私はキャットフードをお勧めしています。 それはキャットフードにはパッケージ記載に法律的ルールがあるからです
2022.01.06
コメント(0)
さて、引き続き私の解釈を記載してみたいと思います。 そういう事を書いてある資料があるわけではなくて私はこう考えたってことです。問題この薬で栄養吸収が悪くなります。その理由を2つ説明してください また、毛玉(毛球症)ができやすくなる理由を教えてください。 2つの理由なので、1つ目はそのまま胃酸が出なくなるので消化能力が落ちます。 ガスター系の薬は胃酸を抑えて、胃炎や胃潰瘍の治療に使う薬ですので主作用としての胃酸を抑制するので、その原因で消化が悪くなりますね。 2つ目。ぺプチンができないので消化能力が弱まる ということで、「胃酸の分泌が減り、ペプシンもできないので消化が悪くなる」 こういう事です。 ここで、そりゃそうだという人やなに?胃酸はわかってけど、ペプシンって何だ?どうして出て来た言葉だ?って分かれると思います。 毛玉(毛球症)になりやすいのは通常にペプシンができている個体よりも少ないためにタンパク質が毛を結び付けて球になりやすい。 ってことです。 さて、これではわからないですよね。 解説をしてみましょう。 ガスター系の薬は胃酸を分泌を抑えるだけの作用です。 薬の説明はこのページを参考に それが次々に連鎖していきます。 ペプシンというのは胃で働くタンパク質分解酵素です。 ペプシンはタンパク質を分解するのですが、ペプシンの状態で体に付着すると、身体も溶かします。ですから胃で胃酸に出会い化学変化をしてペプシン出来上がります。 体から胃に放出されるのはペプシノーゲンという物質です。 そういう事で胃酸が薬で抑えられるとペプシンができないということです。 毛玉は飲み込んだ毛をタンパク質が糊の役割になって形作ります。この糊のたんぱく質を分解するのがペプシンの役割なのでそのペプシンができにくくなるので正常よりも球になりやすい傾向があるということです 毛玉予防でパパイン酵素を与えるのはそういう糊の役割をするタンパク質を分解するために使おうと意図したものです。 私には有効かどうかはわかりませんが。***************** さて、チャットでのこの子はお話を伺う限りガスター系の薬が必要な病気ではないと私は思いました。初めから必要のない薬だと思うのです。***************** Q:この場合、どうすれば体ができるでしょうか? 抜け毛が増えてきましたが、その理由は何でしょう。 チャットのこの子は痩身で体を大きくするためには栄養吸収して体を造っていけばいいと思いますが消化がうまくできなかったので材料不足で体もできないのも納得できます。 もともと細かったと言いますので今後栄養管理をして体を造っていけると思います。 次、薬を辞めて1か月ほどで抜け毛は増えてきて心配していますどうしてでしょうか? これは、薬を辞めることで胃酸がでて、ペプシンが作られるようになりました。合わせて栄養補給を増やしたので栄養吸収量が増えました。 つまり毛の材料になる栄養素も増えたのです。するとロケット鉛筆のように次の毛ができてきたので前の毛は抜けて毛替わりが12月と冬ですが起こったと考えます。 換毛が失敗する子、換毛がうまく行った子はこの毛の栄養素の存在有無で分かれてきます。 換毛の前の時期に毛の材料を不足させないことが換毛の成功には大切で、毛が抜けないのは一つに新しい毛ができる準備ができていないからでもあります。 もちろんすべての事例に当てはまるわけではないのですが問題があって脱毛したのではなく問題が解決して換毛が始まったと考えます。------------------- チャットでの飼い主様は急に抜け毛が増えて心配されていましたが私は栄養吸収が増えての換毛の始まりと解釈をしたので様子を見て欲しいなーと思った次第。その仕組みを私なりに考えて記したのが上記。 今後換毛して良い毛が生え揃えばOKとしましょう。 また、身体も順番にできていくように栄養管理をされるといいと思います。-------------------- そこで、生さんにこのガスター系の薬の事例で解答をお願いしました。 最初の回答は30点で、修正して90点くらいでした。 このことはパーツとして、「胃酸がペプシンを作る」ことはレクチャーしていて、ガスター系の薬をきっかけに繋げられるかを確認したくて行った質問です。 毛玉になる理由をタンパク質が糊の役目になることも別にお伝えしたので繋げられるかを確認しました。 無事回答が出てきて安堵しました。 皆さんは、ガスター系の薬からペプシン。毛球症の予防にまで繋げられますか? 「生さん」ってだれ?ですが、そういう愛好家がいるってことの理解で結構です。2018年の私が10回(東京・大阪・愛知)で行った勉強会の発案主催者で、その後獣医さんを教育(?)する獣医さんを講師に招いた3回の勉強会の主催者です。 ちゃんと知識構築ができていてよかったです。 教わったことの記憶しているかどうかも大切ですが教わったことを繋げられるだけの自身に考える力が備わっているのかが大切なので、マニュアル人間ではないので良かったです。 教わったことを教わったことしか理解できていない人はとても多いんです。あなたはどうですか? さて、ガスター系の薬をフェレットで使うことはあってもそんなに頻繁ではありません。ですからレアケースではありますが もしこの薬が本当に必要な場合どうすれば体へのダメージを減らせるでしょうか? でもそもそもフェレットにH2ブロッカーが必要になると判断するポイントは何なんでしょうね。 胃酸は胃壁を傷つけるので抑えたいための薬で、ペプシンも粘膜での胃の防御ができていないと胃壁を傷つけそうで存在してほしくはないかもしれません。 でも、「しょうがないやー」と薬を使い続けると消化が不十分で吸収量が下がりますよね。 こんな場合には、消化しなくても吸収できるように予備加工を十分しておけばいいのです。 そうすると、胃液やペプシンに関係なく吸収されますでしょ。 消化不良を続けると、身体はできていかないのは想像に難しくないでしょう。 また、胃粘膜の材料も欠かさずに補給しましょうね。
2022.01.06
コメント(0)
行っているラインのチャットではこういうことを資料のテーマにしようかと思うことがたくさん出てきます。 ラインは携帯で打ち込んでいるので長文を打ち込むのが大変ですからこちらで説明をしていきたいと思います。 さて、今回はガスター系の薬を2か月やって痩身の子がいましてその子の解説をしてみる課題を生さんに提示しました。 ちょっと難しいと思うので生さんくらいの知識を持っている人には考える力を確認するテストに適していると考えました わかる方は是非挑戦してみてください。 具体的な生体事情は個人情報伏せたいので少し変更をしてお話を続けます。実例を元にした作り話とご理解ください。 生理学や薬学を元にした解釈をしてみてください。 私が考えた解説は次の投稿にしたいと思いますので私の解説を見る前に考えてみてください。 ではいきます。---------------------- ガスター系(H2ブロッカー。成分名ファモチジン。製品例ガスターなど)の薬を2か月利用して、それ以前からも細身である。薬を辞めて栄養管理をした1か月後、12月ほどから毛が抜けだした この薬で栄養吸収が悪くなります。その理由を2つ説明してくださいまた、毛玉(毛球症)ができやすくなる理由を教えてください。 そんなに難しくはないと思いますが。 付け加えてためになる情報にするには次のポイントを考慮するといいと思います。 この場合、どうすれば体ができるでしょうか?抜け毛が増えてきましたが、その理由は何でしょう。 ガスター系の薬を与えたときの問題を減らす方法とは? そういう問題を生さんに提示しました。
2022.01.06
コメント(0)
新年あけましておめでとうございます 今年もかかわる方とフェレットちゃんとの暮らしをきちんと応援できて良ければ嬉しいなーと思っています。フェレットと暮らすのはやパリ幸せで私は仕事で関わっていて身近にいると実験をしたい気持ちがフツフツと出てくるのが起こりそうでそれを感じるのが嫌でフェレットと暮らせていません。 なので仕事を辞めてフェレットと暮らしたいなーといつ思っていますしフェレットと暮らせる皆さんがうらやましく思っています。 フェレットとの暮らしは幸せですよね それを応援することを頑張ります 一つの命を確実に数はできないのですが確実に良い状態に近づけていきたいと思います フェレットは力強く生きる力が備わっていますそれをさせないのは実は飼い主さんの選択なんですそれを認めない限り結果は変わらないと思います 新年でおめでたい気持ちに水を差すのも悪いのですけど正月だから休みをとれる人も多い人がたくさんいるのも事実だと思います。 私がフェレットと関係していて思うのはフェレットの健康状態を崩すのは飼い主さんの選択にあると感じています。選択をする知識が足らない勉強不足に起因しています 時間があればフェレットを関する飼育本は全部読むようにしたらいいと思いますそのうえで情報をある程度集めるといいと思います。 継続して関係しているフェレットちゃんに起こらない出来事が新規のフェレットちゃんでやってきます。そういう状態になるまでにその子に不適格な選択を継続した結果の人が多いです。 やはり知識はフェレットの命を育みます。 言い訳しても結果が全てです 私が管理のお手伝いをして良くなるのはその前に具合を悪くしていた選択をしていた結果なのです なのでフェレットちゃんを苦しめることなく常によりよい選択をできるための知識は持っている方がいいと思います。 私の継続のお客様は大きく体調を崩しませんし逆に病気も大きく良くなることもありません。 正月だからめでたい時に苦言を書いておきます。 フェレットが健やかで幸せが一番でしょそれを壊すのが飼い主さんならそれに眼を向けないでにわかな幸せを感じるよりやることはあると思います フェレットとの本当の幸せはフェレットが健康で後から後悔しないだけの最善を選んで暮らすことかと思いますけど かりそめの幸せを喜ぶことを良しとして表面的なことを言うのは私は違うんではないかと思います。 2022年も幸せに過ごしましょう!
2022.01.01
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1