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出町柳から叡山電鉄鞍馬線に乗ること約15分。岩倉駅を下車した。京都市の中心部から少し離れると、のどかな里山の風景が目に入る。京都市の北東に位置するここ、実相院に到着した。この寺院は、1229年に京都の北、紫野に建てられたが、その後、京都御所の近くに移り、1467年の応仁の乱の時に戦火を逃れるために岩倉に移ったとされる。また、当寺院は天皇家とのゆかりが深く、女院の御所として使用されたそうだ。京都の中心から少し離れているので、普段は観光客が少ないと思われるが、前日のテレビで実相院のことを紹介していた影響によるのか、多くの人が訪れていた。紅葉の最盛期は過ぎたようで、境内のもみじは少し散りかけていたが、有名な「床もみじ」を見ようと院内は大変な混雑だ。新緑の時は「床みどり」としても有名。「五月みどり」は有名で知っていたが、「床みどり」は知らなんだ。裏山にあるもみじが、きれいに磨かれた床に映し出される様が、何とも美しい風景だ。撮影禁止のため写真はなし。紅葉の時期はライトアップもされていて、横にある庭園と紅葉のコントラストが美しいであろうと想像しながら本日の小旅は終了した。<庭園のもみじが美しい>最近、我が住まいの近くにある紅葉の名所として知られている箕面公園のもみじが枯れかけているようだ。聞くところ、公園内には多くの常緑樹が生い茂っているが、国定公園のため許可なく伐採ができない。そのため、日光がもみじへ充分当たらなくなり、弱って枯れはじめているとのこと。京都の嵐山でも同様のことが起きているのだそうだ。箕面市は紅葉の保全と継承の方法を協議することになり、ようやく動き出した。早く対策を打って、ぜひそれらの美しい風景を守ってもらいたい。
November 29, 2009
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