いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

April 3, 2005
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テーマ: 『義経』(333)
カテゴリ: ドラマ
ついに以仁王の令旨が諸国源氏にもたらされる日がやってきました。新宮十郎義盛が源行家だったんですね。ちょっとびっくりしました。源氏ながら平家方について高位へ登っていた源頼政でしたけど、やっぱり先週からの平家の横暴にはついていけなかったんでしょうね。自分のところにも被害が及ぶようになったら、窮鼠猫をかむ状態で平家に戦いを挑んでも不思議ではないような気がします。今日も宗盛の仕打ちはひどいものでしたね。実際にどうだったのかはわかりませんが、頼政の息子の仲綱の馬を取り上げていじめるシーンは当時の平家の横暴振りを理解するには格好の材料だったような気がします。誰でも自分の宝物を取り上げられて、さらにそれを邪険に扱われたりしたら、ものすごく腹が立つものですよねぇ。宗盛の表情を見ているだけでむかついてしまいました。そして、それを契機に頼政・仲綱親子は後白河法皇の不遇の皇子・以仁王に源氏を使うように進言して、令旨を出させました。「諸国源氏よ、平氏を討て!」歴史の教科書を見てもぞくぞくしましたけど、今回は静かな感じがしました。それほど秘密裏に進めなければならないことだったんだと思いますね。平家の巨大さを思い知らされたような気がします。「兄が挙兵したならば自分も馳せ参じたい」と言う義経に向かって、「法皇を侮ってはならない。清盛入道を見くびってはならない」と秀衡が戒めたのもよくわかるような気がしました。この一点だけを見れば清盛より秀衡のほうが、一枚上手のような気がしたのは僕だけでしょうか?一度でいいので、清盛と秀衡の直接対決も見てみたかったような気がします。

ところで、源行家によって各地にもたらされた令旨ですが、対応はさまざまでしたね。木曽義仲は、父親を頼朝の兄悪源太義平に殺されたこともあって行家と意気投合し、源氏を一手に掌握しようと血気にはやってました。前回見たひょうきんさとは打って変わって、野生的な義仲らしさが出てましたね。「 さくら 」のときの小澤征悦さんとは違った印象だったので、ちょっとびっくりしました。倶利伽羅峠の戦いとかをどんな風に演じてくれるのか楽しみですね。一方久々に登場した伊豆の 頼朝 ですが、いつの間にか北条政子の婿に納まり、落ち着いて令旨を伝え聞いていましたね。行家の誘いにも軽くは応じずに、彼が帰ったあとに源氏の嫡流としての感動に胸を震わせていました。恐らく、心の中では今すぐにでも棟梁として全国の源氏に号令をかけたいくらいだったのでしょうが、兵力の無さや情報を仕入れるためにひとまずは様子を見ていましたね。やはり、表と裏を知り尽くした政治家と言う印象ですね。しかも、用意周到にやっていこうとするところが器の大きさといえるのではないでしょうか?来週石橋山の合戦ではどんな風になるのかとても楽しみですね。

また、今回も 義経 は蚊帳の外に置かれた感じですが、ついに動き出した源平合戦。来週は奥州を巣立つ義経一行が見られそうです。これからどんな戦いが繰り広げられるのかとても楽しみですね。

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最終更新日  April 3, 2005 09:08:18 PM
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