全2件 (2件中 1-2件目)
1
夕方から夜にかけて「ハマ風」に吹かれると涙が止まらないと云う謎の疾患にかかり、眼科を受診した。目の疲れもあったらしい。其処で眼鏡外来のチラシをもらう。たいへん人気のある外来です!と云う釣り文句に苦笑いを催したが、自分の眼鏡は相模原在住時代に買ったものであり、拾数年も経てば視力も変わって合わなくなっていたかも知れぬ。まぁ何時か相談しようと思っていたら、タイミングよく眼鏡の部品が破損してしまい、急遽相談することになった。先生、念力とか掛けてないよね?事前の検査はスムースに進んだ。限りなくパソコン使用時に使う前提だったので、使用目的が明確だったからだ(そもそも、眼鏡をかけたまま歩くなどと云う器用な真似はできない)。処方箋をもらい、眼科とグルになっている店の場所を告げられ、しょうがないから其の店に行って購入することにする。あーあ、見事カモられましたなぁ。いざ、其の店に行って途方に暮れたのは、好きなフレームを選んで下さいと云われて、菓子パンを選ぶ以上に迷ったこと。困った時に持ち出す物差し~阪急電車、阪神タイガース、ユーハイム、ブラームス、中森明菜、西部警察、旧東ドイツまで並べたところで、映画「善き人のためのソナタ」に出演のセバスティアン・コッホ氏が「いい眼鏡してたなー」と記憶していたことを思い出す。そして、目に留まったのがレトロ感あるフレーム。グッチが眼鏡フレームを作っているのも今知った。最近、ゲン担ぎで金メッキが施されている製品を選ぶ傾向がある。でも、作っているのは日本なのであります。なるほど、EU圏は労働時間が少なくても稼げる訳である。ケースの色を選んでくださいと云われて「マルーン」と云ってしまうのが元阪急沿線人。でも結局は阪神タイガースの眼鏡ケースに入れて持ち歩くことになるのであります。
2024.05.26
大阪在住時代を終えて四拾年、所用で大阪入りして御堂筋線を利用する際、北大阪急行の車両に乗る機会になかなか恵まれない。記憶を辿ると、中学か高校の頃に帰省した際、初代ポールスターに壱回乗っただけである。北急車に参拾年乗っていないことになるが、御堂筋線の八割近くが大阪メトロ車で占められている現状を考えれば仕方ない。「大阪ロマンチカ」を堪能すべく、今回は徹底的に北急車に乗りまくると決めた。(1)新大阪→難波僅か拾数分の乗車時間でも、少しでも愉しみたいのなら事前に調べるしかない。諸先輩方の様々なサイトを拝見させていただき、おおよその運用ダイヤが分かって来た。まず、朝八時台に箕面萱野から続けて北急車が来る。新幹線の到着時刻も其れに合わせて設定した。当日、新大阪へ着いて緊張のあまりお腹が痛くなってしまったが(笑)、続けて来たので大丈夫(笑)。伍月なのに紅葉満開のラッピング車に驚愕!車内広告も、箕面萱野延伸に連動して箕面市のPRになっている。北大阪急行は何時の間にか「箕面へ行く電車」となった。(2)天王寺→大国町所用を終え、天王寺で一泊した我々は、午前11時台の北急車に乗る予定であったが、嫁さんが近鉄百貨店に寄る必要が無くなったとのことなので、とにかく「来た電車」に乗ることになった。なので、北急車に乗ることは諦めたが、其処で奇跡が起きた。やって来た電車がそもそも北急車だったのだ!「引き」が強すぎたようだ。大国町からは四つ橋線に乗換えて西梅田へ。大阪メトロの終着駅をしみじみ眺めたのも初めての経験。西梅田から阪神百貨店に入って買い物時間であります。(3)梅田→箕面萱野帰りの新幹線まで時間があるので、ちょっと箕面萱野まで行ってみようと云うことになった。もちろん!北急車の出発時刻に合わせるのである。御堂筋線で、何時何分の電車に合わせて乗ろうとする人間もあまりいないだろうが、そうでもしなければ北急車に乗ることは至難なのだ。わざわざ時間を合わせた甲斐があった。何と!初代ポールスター8000系であります。参拾数年ぶりの乗車であります。昭和62年ローレル賞を受賞した輝かしい経歴の持ち主。地上区間に上がると、運転席のカーテンが自動で開いた。こんな処まで自動で開閉させるこだわりは、さすがローレル賞!ちなみに貫通路のドアが自動ドアだったのを初めて見た時は、衝撃的過ぎて萌え死ぬ直前だったな。江坂から北大阪急行線となるが、全区間電柱が無い軌道なので、視界が広く感じる。千里ニュータウンの丘陵地帯を走るため、想像以上に勾配がきつい。大阪メトロ車とは頻繁にすれ違う。箕面萱野駅に到着し、乗客が一斉に降車した直後に車内を少し撮影。関西に住んだことがある人は、是を見て阪急電車を連想すると思う。化粧板も更新され、新車のやう。ポールスター8000系のどアップ画像。久々の再会に、キスしたいくらいの気持ち。(4)箕面萱野→新大阪駅前で昼食を摂って、北急車運用と思われる時刻に合わせて駅に戻る。最後に出会ったのは、ラッピング無しのポールスターⅡ9000系。デビュー拾周年記念プレートを掲示しているが、まるで新造直後のようにピカピカ。新大阪駅まで、萌え死にしそうなほど幸せなひと時でした。ちなみに、平日は「新大阪-天王寺」の運転区間に北急車の割り当てが入っている。北大阪急行線を走らない運用があるのも萌えポイントかも知れない。北大阪急行の寫眞はこちらでも
2024.05.25
全2件 (2件中 1-2件目)
1