9月8日から家族8人(夫婦+娘4人+孫2人)で娘たちが「妻の還暦祝い」で企画してくれた大阪旅行へ行ってきました。
残念ながらCobbyを連れて行くことはできませんので今回も診察・トリミングなどでお世話になっている(&ペットホテルも運営する)動物病院で預かってもらいました。短い期間に2度(2~4泊)も預かってもらっているのでうちのCobbyのストレスが少し心配になりますね^^。
さて朝5時過ぎには家を出て7時の新幹線でいざ大阪へ...関東では台風が上陸する直前でまさにこの台風を避けるように西へ向かった形になり、おかげで全行程で雨に振られることがないだけでなくまさに天晴(あっぱれ)な晴天続きで猛暑による熱中症を心配するくらいでした。
今回カメラ機材の方は過去一番のミニマムな装備になりました。一応サブとしてFE 85mm F1.8も軽いのでバッグに入れていきましたが、結局35mmで撮影の方はほぼ全て済ませました。
今回のブログはそのレンズ<FE 35mm F1.8>の味わいを感じていただけるような写真で旅行を振り返ってみたいと思います。
まずは新幹線に乗る前に朝食を求めていま人気の駅弁屋「祭」へ、ピント面のシャキッとした画はとても気持ち良いです。
(f/4, 1/40, ISO100, )
まず最初に向かったのが大阪城、11時前ですでにカンカン照りでの猛暑。
(f/4, 1/8000, ISO100)
日傘のシルエットでわかるように逆光ですが、あまり絞りたくなかったのでSSがこんなに。路面の暑さを感じていただけるでしょうか。
そんな暑さの中爽快な気分にしてくれたたくさんのサルスベリの花たち。でもこちらの花の色は見慣れたものではなく、とても赤の強いものでした...なんとなく西(南)へ来たなあとイメージさせてくれます。
(f/4, 1/1250, ISO100)
とても抜けの良い青空ときれいな雲だったのでこの絞りを選択。程よく1本だけ飛び出した枝全体を捉えられ背景の素直なボケに助けられ浮き上がってきます。やはりこのレンズFE 85mm F1.8同様に9枚絞りでボケの傾向はほぼ同じ感覚です。
ただ色の出方は85mmに比べかなりはっきりしていますね、そしてコントラストは強めです。柔らかめに素直な色の出方をするFE 85mm F1.8と比べけっこう画の傾向が違いますが、どちらも似た「Sonyらしさ」を醸し出しているのはさすが。
パンフォーカスで風景を撮ってみると...
(f/8, 1/320, ISO100)
広角の部類に入る35mmとしてはパースペクティブが多少なり出る傾向でしょうか、気になる歪みが少し目立ちます。ただしjpegで撮ってないので現像のLightroomが(新製品ゆえ)まだこのレンズのプロファイルを持っていないことから来ていると思われます。jpegだとカメラ内で適正な補正がかかりもう少し整然とするかもです。
そんな気がした一枚がこちら...
(f/5, 1/1600, ISO100)
撮影時ほぼ水平に構えていますが出てきた画は若干上向きに構えたような感じですよね。でもスッキリ晴れ渡る青空と広い公園の奥からニョキッと姿を見せる高層建築が素敵な空間を作っていましたが文字通りスッキリと描いてくれます。
このレンズ、逆光に強いかどうかはハッキリ言って微妙です。
この大阪で後日出掛けた道頓堀にて強い西日のケースで太陽を入れ込んだ撮影をした際は派手にゴーストが出ました。
(f/6.3, 1/400, ISO100)
これには太陽はギリギリ画面に入ってないのですが、小さなゴーストが認められますね。こうしたケースでは手など使ってハレ切りをしたほうが良いかもです。
それでもシャドー部の情報もしっかり保たれていますし、順光では見事なまでに精細感のある描写をしてくれます。
(f/5.6, 1/800, ISO100)
それからこちらの大阪城公園ではこの抜けるような青空ときれいな雲だけを背景にした素敵なロケーションで休憩したのでついでに孫たちを撮ってあげました。
(f/1.8, 1/1250, ISO100)
座っている場所は木陰です、木漏れ日が孫娘の手や膝に少し当たっているくらいですので逆光撮影的になりましたからRAW現像ならではの出来(メリット)ですね。心地よい風が吹き孫たちの髪と背景の樹木の葉を揺らしています。
瞳AF効かせての開放です、孫たちと背景の適度な距離のボケがしっかり孫2人を浮き立たせてくれてます...将来彼らの目の前にある大きな大阪城を覚えているかどうかはわかりませんが思い出の1ページとしてのイメージですね^^。
画角の関係で85mmほど派手には浮き立つことないですが、でもしっかりと強めのコントラストで描いてくれて前に押し出してくれてます。
これを少しトリミングしてもまたいい味出してくれます。寄ってしまうと全身がしっかり捉えられるか不安ですが、これならよい意味でうまく切り撮れます^^。(周辺減光は現像時に付加してます)
また35mmですから街中でのスナップでも使いやすいですね。
(f/1.8, 1/800, ISO100)
(f/1.8, 1/500, ISO100)
開放でもピントを手前に持ってくるか奥に持っていくかで印象は変わりますが、どちらもパースを生かしたイメージはさすが35mmですね。
そしてこのあと頂いた道頓堀名物かに道楽本店の「かに炭火焼」です。
(f/4, 1/15, ISO100)
いい具合に網の上のカニにピントが行ってますね、手前の看板が読める程度のボケ加減なのもまた良しです。被写界深度内のお姉さんのテキパキとした仕草と良い焼け具合のカニがよだれを誘います(笑)。やはり被写界深度内に収まるもので物語が変わってきそうですね、これを開放で焼きガニの一部だけだとなんか物足りないのではないでしょうか^^。
再び街へ繰り出します...
(f/5.6, 1/250, ISO100)
35mm、広すぎず狭すぎずちょうどよい画角でこうして誰もカメラを意識してない瞬間の一枚をたくさんの人が往来するストリートで、誰にピントを合わせるわけでなく撮れるととてもドキュメンタリータッチで普段の写真とガラッと違った一枚がものにできますよね^^。
そして珍しい観覧車「えびすタワー」にも乗ってきました、ドン・キホーテが運営しているみたいですが円ではなく上下中心に移動する観覧車です。そしてこちらでは印象に残った写真が数枚撮れました。
呼び込みのお兄さんが子供が来ると洗濯屋さんが使う霧吹きのようなポットでたくさんのキャラクターを路上に書いてくれるんです。
(f/4, 1/160, ISO100)
これは孫がリクエストして書いてもらったUSJで人気のミニオンですね。観覧車そっちのけで夢中になってました、ワンピースのルフィやドラえもんなどたくさんの子供の人気キャラクターを素早く上手に描いていましたのでそれは夢中になりますよね(笑)。
ここでこの日陰にての写真ですがこの影ができるかどうかくらいの明るさの下(いわゆる自然光)でまさに目の前に孫がいるかのような『臨場感のある写真』についてです。
この臨場感というのが私大好きで、持っているSonyの85mmやこの35mmの9枚絞りによる素直で柔らかいボケによってシャープな被写体が浮き上がってくる「立体感」というのとは少し違うのですよねえ。
上の写真でも背景が極微妙にボケてますが、孫娘もそして手前のミニオンもしっかり描かれえます。ボケに依る立体感ではなく被写体そのものの描写に弱い光りながらもその陰影をしっかり描かれることでもたらされる「すぐそこにいるような錯覚を覚えるような描写」...これを私は臨場感と定義しています。
私のレンズの特徴を捉える時の大きな一つの指標となっているものです、まさにこの<FE 35mm F1.8>はその臨場感を描き出すという私の期待に応えてくれる資質を持ったレンズのようです。
Gレンスなどとコーティングが違いますので逆光に弱いところが見受けられますが、こうした臨場感を描き出せるというのはそのウィークポイントを埋めても余りあるメリットがあるというものですよね^^。
私の場合ですがけっこう動き回る孫たちのシャッターチャンスを逃さないようにするため被写界深度を少し深めにという意味合いで絞りf/4を選ぶことが多いです。またその絞りあたりが得てして上の写真のように出るレンズではしっかり『臨場感』が出やすいと過去の経験から思ってます...なので私の写真に絞り<f/4>の画が当然のごとく多いのです...距離にもよりますが好きなんですこの絞り値が^^。
ただ単にしっかり子供の写真が撮れれば良いのであれば、Sonyの場合オート設定にして瞳AFで撮れば俄然歩留まりは良いですからねえ、でもせっかくのデジタル一眼なので自分がイメージしたような写真を撮りたいではないですかという話です(笑)。
話は長くなりましたが^^;)、えびすタワーではあべのハルカスを目の前に見ながら空中散歩を楽しんできました。
(f/5.6, 1/640, ISO100)
さて夕食です...となればこの35mmのテーブルフォトではどうかなというところですね^^。
選んだ場所は鉄板焼の「福えびす」、名物お好み焼き・たこ焼き・串揚げなどが美味しいところですね。
(f/2.8, 1/5, ISO100 )
鉄板が熱くてお好み焼きは思うようにアングルが撮れず美味しそうですが、残念ながら凡庸な一枚になってスイマセンという結果に、代わりに一緒に頼んだたこ焼きを ^^;)。
でもこれ何故かISOオートにしていた設定をいじってしまったようで、ベース感度になってますからSSが驚きの1/5秒です。さすがのα7III・5軸手ブレ補正ですね(笑)。
たこ焼きほかのサイドメニュー的なものは鉄板前のテーブルですのでいくつかの絞りで撮ってきましたが同じようなカットばかり並べてもしょうがないですよね。
開放での一枚がこちら...
(f/1.8, 1/250, ISO2000)
うまくすべてのホタテが被写界深度内に収まり美味しそうな照りもでていい感じに収まってます。いろいろ撮っててこんなに寄れるのというのが感想ですね^^。またISO2000でもノイズ感がほとんどなく欲しい絞り値とSSでいけますね。
皆でつまんでいるので写真ばかり撮っていると食べる分が無くなりそうで、このあとお好み焼きはもちろん写真のホタテ・イカ焼きそしてこれも名物「たこ焼き」も2種などモリモリいただきました...やはりご当地名物たこ焼きは一味違いますね(笑)。
USJではまたいろいろ面白い写真が撮れましたが後編で見ていただくとして、違う日の通天閣などでは変わった空が撮れましたね。
(f/8, 1/2500, ISO100)
これはなんという雲なんでしょうか、小さい雲が上空一面を埋め尽くすような光景です。雲がとても明るくなってしまい地上付近はそうでもないのですが、高い建物や遠景が逆光のような写り方になってしまいますね。
通天閣周辺の街中スナップではこのレンズの色の出方の特徴が出ていると思います。
(f/8, 1/800, ISO100)
もともとコテコテな感じの街中なんですが、そのままハッキリとした色合いでコントラスト豊かに描きますね。
こうしてこのレンズで撮った写真を集中して現像作業をしていると開放からシャープな画像を吐き出してくれてさすが現代レンズと感じさせます。85mm F1.8と違ってガタイが小ぶりで外装がアルミで軽量と非常に取り回しが楽なんですが、(値段的にけして安価ではないが)ちょっとチープ感もあります。
ただしレンズの性能的にはとてもCPが高いと思わせてくれますね。
後編のUSJへ続く...
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