さて前回のブログに続きSonyの「FE 35mm F1.8」で撮る大阪&USJの後編を書いていきたいと思いますが、いよいよ「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」でのインプレッションになります。
正直今回の旅行でこのUSJにはそれほど期待しておりませんでした。
というのも2歳の孫二人連れてますので当然ながら孫中心にミニオンパークなどのエリアを楽しむ感じかなと思っていたものですから...ところがいざ入園してみると娘たちの方もハリーポッターを楽しみたかったんですね^^、朝イチからホグズミードへ向かったので俄然テンションが上ってきましたねえ(笑)。
まあとにかくこの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」は細部までしっかり作り込まれており、相当お金かかっていそうですね。まさにハリーポッターの世界観を楽しめます。
それではUSJでの思い出の一枚一枚を時系列で見ていきたいと思います。
ホグズミードの中をゆっくり歩きこれが視界に入ってくるとやはり気分が盛り上がります、これが朝一番最初に見たホグワーツ城です。
(f/4, 1/1000, ISO100)
青空だけでなく適度な雲がありこの日はこういう景色を撮るには最高でしたね。もうこの天気でこの緻密なと言っても良いくらいの素敵な建造物ですから誰が撮ってもきれいに写りますよね ^^;)、でもそこに自分なりの切り取りを見つける楽しさもたくさんありそうです。
9時過ぎの太陽でまだ建物にも陰影がつきやすいので、こうして見ても窓の装飾や岩山の複雑な造りがハッキリ見られますね。
このレンズも高めのコントラストでしっかり描いてくれています。
こちらは城を囲む池を挟んである展望所からのもの。午前中のきれいな空気の中で風が少なく水面がとても落ち着いていたのがラッキーでした、この美しさは尋常じゃなかったですね。
(f/5, 1/125, ISO100)
その雲の姿までしっかりと描き出しビジターの奥に見える木々の陰影のある描写もこの時間ならではですが、カメラもレンズもこのクラスですからけっこう精細感のある描写ではないでしょうか...ほんとメリハリのある画が出るレンズですね。
次は同じような場所でオリバンダーの店のアトラクションに並んでいる時に撮った一枚です。
最初ホグワーツ城の尖塔の先に作り物があるのかと思ったのですが、なんとこれすべて本物のカラスですね、びっくりしました。
(f/5, 1/800, ISO100)
普通カラスがこれだけ飛んでいると気持ち悪いですが、ここホグワーツ城ではまさにキャラクターですよね^^。光の状態も良かったのですが建物の細かい凹凸が解像感豊かに描かれていますね、大きくして見なくてもこの立体感は確認できると思います。
そして驚きの一枚がつぎのこちら。
(f/1.8, 1/20, ISO6400) [ © ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ]
オリバンダーの店のアトラクションでの一場面です。SSの1/20はまだ良しとしても、ISO6400です。開放でこの主のとても立体感のある描写はなんともいえず素晴らしいですね。照明が少なくとても暗かったのでノイズ処理覚悟でISOオートにしたんですが、このように実際に見た明るさより倍くらい明るくしても、かつノイズ処理を経た画像なのに大きくして見ても暗部にノイズ感はなく、ピント域の顔から胸あたりはとてもシャープに描かれています。
α7IIIも高感度に強いと言われていますが、このレンズただ者ではないなと思わせてくれます^^。
そんな秀でた部分が再び見られたのが次のテーブルフォトにてです。
(f/1.8, 1/125, ISO2500)
レストラン「三本の箒」で朝食をとったときのものです。いくつかオーダーしたうちのひとつ「ロティサリー・スモークチキン・サラダ」ですが、チキンの質感も素晴らしくトマトなど歯ごたえまで想像できる写りですよね(笑)。奥行きのある部屋の雰囲気を入れたかったのであまり近接ではないのですが、その結果薄い開放のピント域でもサラダの前半分くらいまできれいに捉えることが出来てうまく当たった光をしっかり捉えています。そしてその後ろから開放でもボケが暴れること無く柔らかくそして奥に向けて大きくボケています。外の光も入ったことで「朝」という時間もまた画像にプラスされているように感じます・・・いや~目が覚めるような描写ですね。ただ一点、なぜ手元にある私のバタービールをサラダの横に置かなかったのか・・・悔やまれます(笑)。
朝食のあと孫2人と親のグループと別れ私達は「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」を体験しに向かいました。
(f/2.8, 1/2500, ISO100)
60~90分待ちだか忘れましたが、並んでいる時にい城の真下に来たので見上げて撮りました。絞り値はこれから暗い場内に入るだろうからと無意識に変えていたままシャター切ったもの^^;)。
でもこのレンズ開放からシャープなので描写に問題はないですね。空も太陽の位置がわかるかというくらいしっかりしたトーンで描かれています。
さてテーマパークと言えば「パレード」です、ただしUSJでは何故かディズニーのような統一感みたいなものが薄いですね。まあユニバーサルといえば「映画」...なんでもありですからね、でもキティちゃんまでいるのはなぜ(笑)。
(f5.6, 1/800, ISO100)
様々な山車(ふるい!)があったんですが、その中でも赤を中心にカラフルな一台を撮ったものです。このレンズが赤をどう写すかと思ったのですが...飽和もせずどぎつくもなく、たしかに強めですが忠実に描いているかなというのが感想です。
<参考画像:FE 85mm F1.8の一枚>
(f/1.8, 1/500, ISO100)
ジェラシックパークでなんと「ワンピースのメニューでの夕食」時にせっかく持ってきたので85mmに変えてみました。逆光気味なんですがピントピークはシャープに、そして落ち着いた色味とコントラストで安心して見られます...ただこうして35mmの画像と混じると色味が足りなく感じてくるから不思議です(笑)。
さてこのへんから夜の部へ突入ですが、ホグワーツ城周辺はより盛り上がりを見せてくれますね^^。
まずはハリーのエリアへ向かう前に空にきれいに月が出ていたので通るたびに幾度となくこのポジションからコースターに合わせてシャッターを切っていたんですが、夕暮れ色に染まりだしたころ絶好のシャッターチャンスが巡ってきました。
(f/4.5, 1/400, ISO100)
日が傾き始め通行人に日が陰りだしコースターにだけ日が当たるタイミングでの一枚ですね。滑走コースと樹木がシンメトリーな関係だったので月を中央に置いてみました、とてもおもしろい画が撮れました。思った一枚が撮れるまでチャレンジした忍耐と根性の勝利ですかね...でもそれだけじゃ月が真ん中へ来ないですよね...まさにツキもありました(笑)。
夜のショーのため再びハリーポッターの世界へ舞い戻ります。
そこでモノにできたとびきりの一枚。
(f/2, 1/50, ISO6400)
あのギャーギャー叫ぶ「マンドレイク」です。常に人だかりになるコーナーなんですが、ふと一瞬この孫と娘たちだけになったんです。なんともいえない構図が目の前に現れて思わずというか迷わず孫にピントを合わせシャッターを切りました...それが功を奏したのか二人の孫を中心に素敵な物語が見えて来る一枚になりました。これマンドレイクにピントを持っていったらこんな魅力的な画にはならなかったと思います。
素敵なプレゼントに感謝、<FE 35mm F1.8>に乾杯です(笑)。
この一枚はこの旅行の大きな収穫でした!
そして目的のこのエリアの5周年記念のプロジェクションマッピングのショーです。
(f/2, 1/80, ISO6400)
開始直前のホグワーツ城ですが、豊かなコントラストにしっかりとした色が印象的です。
(f/2, 1/60, ISO6400)
4つの寮の紋章からは色は別としてこのスリザリンの蛇が一番メリハリがあって見ごたえがありました。
フィナーレのホグワーツ城です。
(f/2, 1/125, ISO6400)
この2枚元は一つの画像です。ホワイトバランスを変えてます、色味は下のものがほぼ見た目通りですが、色温度を低めに振ってやると上のようにサーチライトの光条がはっきりします。パラメーター一つでこうも印象が変わる写真って...自身のイメージがどれだけ大事かを思い知らされますね。
さて楽しい大阪&USJの旅を終えてこのレンズの感触を自分なりにまとめてみると...
<良いところ> ○ とにかく軽くコンパクト
○ 開放からとてもシャープで臨場感も出る
○ 最短22mm・倍率0.24倍は寄れて大きい
○ 85mm同様9枚絞りで柔らかいボケが良い
○ コントラストが強めで色はハッキリ系である
<いまひとつなところ>
○ MF時の「リニアレスポンス」はどうも好きになれない
○ 逆光に弱いかも
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