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関税は輸入品に対する税金ですが、これによって経費を賄うことが目的ではなく輸入をコントロールすることがたいせつな役割です。関税を高くすることで、国内での販売値段が高く成りますから、輸入業者は輸入する利点がなく成ります。結果として輸入を制限することが出来るのです。農産物は国内の1次産業として、たいせつなものと位置付けられて居ます。その為輸入品の増加によって国内の農家が立ち行かなくなってしまうことは避けなければ成りません。これ迄の国の政策はこのかんがえに基づいたものです。したがって、農産物は他の物品よりも関税が高くなって居ます。又、その関税率は国の政策に基づいて決定されて居るのです。だけど、社会の産業が国際化してくると、自分の国だけを保護する姿勢では折り合いがつかなくなってしま居ます。正に現代の日本はこの状況に置かれて居るのです。一番わかりやすいのはTPPです。環太平洋連携協定を結ぶことで、農産物の輸入量が増加するとかんがえられて居ます。日本の食生活と農業をどのように進めていくかのかじ取りを迫られて居るのです。農業が関税によって守られて居ると言う指摘は間違いでは有りません。だけど、すべてを自由貿易としてしまっていいのかと言う問いには誰も答えられません。日本の農業が減反政策によって行き詰まって居るとして、農業再生を目指すための話し合いが続けられて居るのです。TPPに参加すべきか否かについても結論は出ません。簡単に決められることでは無いのです。
2013.01.23