晴 陶 句 読

晴 陶 句 読

2010.06.08
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テーマ: 一冊仕掛人(459)
カテゴリ: 「本」の紹介
★『俳句力』 -上達までの最短コース-




~ ・日々の感動を17音に込めて ・表現を豊かにするために ・俳句とは自分と

会うこと ・いまさら聞けないこと の、4”コース”。


「本書において、私は、”自分が俳句を始めた頃に知りたかったこと、しかし、誰か

に尋ねてもすっきりした答えがあまり得られなかったこと”を中心に書きました。」



 ・~とにかく瞬間瞬間にとらえてゆくのが俳句という文芸であり、季語の持つ性

格でもあります。つまり”今日の姿に敬意を払う”のが季語だと言えましょう。


・「切れ」は”何かから独立するため”にあります。あるいは、”言い切るため”にあ

ります。



・「耐へる」の文語終止形は「耐ふ」だから「へ」 ・「絶える」の文語終止形は「絶

ゆ」だから「え」  ・直喩と隠喩  ・老ゆ、悔ゆ、報ゆ


・「思ふ」~ハヒフヘのハ行、「老ゆ」~イユのヤ行、「植う」~ウヱのワ行

・覚えるへきは、「居る=ゐる」だけです。


・『ふ』の下に『て』は絶対につかない。~”ふて寝は絶対にない”

  【妻がゐて夜長を言へりさう思ふ】 森澄雄~ゐ・へ・さ・ふ



・「り」は、いったん完了した結果がまだ続いていることをあらわす助動詞。「し」×



れていて具体的提案が網羅されている。

例句に著者の句があるともっといいのだが。


★★★歌仙【ちごゆりの巻】”裏の月の定座”まで進みました。

次の14句目を 昼顔さんに お願いしています★★★








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最終更新日  2010.06.08 16:15:22
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