襟裳岬は 北海道えりも町の太平洋に面する岬。日高山脈の最南端で 海上に岩礁群が伸びています。
風が強いです。風速10メートル以上の風の吹く日が年間290日以上あるそうです。
岬上の襟裳岬灯台は海抜73mに位置し 1889年に初点灯。霧笛が備えられています。沖合で暖流の黒潮(日本海流)と寒流である親潮(千島海流)とが ぶつかり 濃霧が発生しやすいからです。
地名の由来は アイヌ語の「エンルム」(突き出た頭)または「エリモン」(うずくまったネズミ)など諸説あるようです。
風が強く 寂しい岬ですが なぜか惹かれます。
(襟裳岬 森 進一)
http://www.youtube.com/watch?v=L3gQHdqHcfY
北の街ではもう 悲しみを暖炉で
燃やしはじめてるらしい
理由のわからないことで
悩んでいるうち
老いぼれてしまうから
黙りとおした 歳月を
ひろい集めて 暖めあおう
襟裳の春は 何もない春です
君は二杯めだよね コーヒーカップに
角砂糖をひとつだったね
捨てて来てしまった わずらわしさだけを
くるくるかきまわして
通りすぎた 夏の匂い
想い出して 懐かしいね
襟裳の春は 何もない春です
日々の暮らしはいやでも やってくるけど
静かに笑ってしまおう
いじけることだけが 生きることだと
飼い馴らしすぎたので
身構えながら 話すなんて
ああ おくびょう なんだよね
襟裳の春は 何もない春です
寒い友だちが 訪ねてきたよ
遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
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elsa.さん
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曲まめ子さん
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alisa.さん