ぜんちゃんの風に吹かれた日々

ぜんちゃんの風に吹かれた日々

2006年12月08日
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カテゴリ: ライフスタイル

ボクはそれをまるで作られた映画のように何故か淡々と観続けた。
当時の歌謡番組やバラエティ番組に出演している彼女たちが映されていた。
それらはまるで先週あたりに放送された番組のように鮮明に覚えていた。
コンサートの模様も解散に向けてひた走る彼女たちの当時のインタビューやラジオ番組の様子も良く出来たフィクションドラマのようにじっとボクは観続けた。

ボクはかつてキャンディーズの追っかけをしていた。
だからかつてその現場にいたのだ。
しかしもうボクはそこにいなかった。
もうとうにそこにあったはずの自分の影は剥がれ落ちてしまったらしい…。


「お父さんの青春だったんだぞ」ってビールでも飲みながら奥さんや子供たちに熱く目を潤ませながら語った人たちもいたに違いない。
でも懐かしむってどういうことなんだろう…。
青春っていったいなんだろう…。
ボクは吉田拓郎の唄のようにまだ人生を語りたくない。
清算する必要もなく捨てる必要もなく、そしてそれらの記憶を置き去りにするつもりもない。

かってボクはそこにいた。
それだけのこと。
それはたましいのひとつの在りかかもしれない。
そこは真実の意味を見出せる場所なのかもしれない。
だけどボクはそこで懐かしんだり歯噛みしたり戻りたいなんて思わない。
いつでも現在進行形でありたいからだ。

そして何かと闘い続けて生きてゆくだろう。

ただしボクはこれだけは言える。
楽曲のクオリティの高さ、コーラスの絶妙さ、その個性。
キャンディーズは素晴らしいエンターテイナーであり稀有なグループであったこと。

今日はそんなキャンディーズのなかで「春一番」や「微笑返し」よりも絶対に傑作だと感じている「暑中お見舞い申し上げます」のシングルジャケットを掲載しておこう。






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最終更新日  2006年12月09日 03時51分09秒
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