ぜんちゃんの風に吹かれた日々

ぜんちゃんの風に吹かれた日々

2008年08月30日
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カテゴリ: ライフスタイル
日曜日仕事の打合せのあと昼自宅に戻りカップ麺を啜ったら何故か疲れがドドッとでた。

しばしFMから流れる知らない曲をぼんやり聴いていたら繁華街を歩きたくなった。
ボクはそのままの格好でマンションからナメクジのように這い出し車に乗り込んだ。

ずっと昔から贔屓にしているCDショップが今月いっぱいで閉店する。
マスターのMさんはボクと同じニール・ヤングのフリークでずいぶんお互いの音源を貸し借りしたり情報交換してきた。
しかしボクはこの数年余程じゃないとCDの新譜を買わなくなった。
とにかく新譜は高すぎる。だからほとんど旧譜の廉価版かリサイクルショップでまかなってしまう。
どうしても欲しいCDはほとんどマイナーレーベルなのでその時はのんびり注文することにしている。


しかしその小さな店内をゆっくり回ると改めてCDの種類の少なさに驚いた。
やっぱりこれじゃ郊外の大型CDショップに敵わないな…。
それでなくてもネットでダウンロード出来る世の中だ。CDの需要は完全に落ちているに違いない。
ボクは去年暮れに出たニールのアーカイヴシリーズの「クローム・ドリームス2」を買った。
ボクはまた立ち寄ることを約束し店を出た。

そのあとハルオちゃんたちがやってる天体写真展に寄った。
これがちょっと自分のイメージを超えてとてもいい写真展だった。
あいにくハルオちゃんがいなかったのでメッセージをノートに残してきた。
…ボクも早く自分の星を見つけますよ…
いま思うとかなり恥ずかしいメッセージだったな。トホホ。

その後ボクは知り合いのコーヒーショップに寄った。

来月予定している版画の展示について打合せした後、何となく今見てきたばかりの天体写真展の話をしたらマスターも見てきたと言う。
「よかったですよねえ。ああいう写真もいいですね」
しきりにマスターが言うのでボクはうっかり口を滑らした。
「天体写真もありですね。友達が絡んでいるのでお話ししてみますよ」
「え?ほんとですか?ぜひここに飾って欲しいですね」


めっきり人通りが少なくなったとマスターが嘆く。
みんな郊外の大型店や○○タウンに流れてしまうのだ。
市街地に魅力的な店がないといえばそれで済んでしまうがその店の店員やマスターとココロを通わすことができる商店街の暖かさや温もりを無くさないで欲しい願う。
つまりコミュニケーションであり絆なのだと思う。

大型チェーン店の自動ドアが開き一歩店内に入ると何処からか一斉にスタッフの声がする。
「いらっしゃいませ!こんにちは!」
しかし誰一人としてボクの姿を見てないしボクにもスタッフの姿が見えない。
そういうマニュアルなのだろうが何ともココロのない無機質なシステムじゃないか…。





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最終更新日  2008年08月30日 23時11分24秒
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