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2024年03月20日

上野水香　オンステージ@東京文化会館

(2)

テーマ：お芝居・ミュージカル・バレエ等々の感想(411)

カテゴリ：カテゴリ未分類

上野水香さん、ご存知ない方は、こちらを

私は、何年も前の年末のテレビでのジルベスタコンサートの時の年が変わる瞬間の音楽がボレロで、それに合わせて踊ってた水香さんの印象が強かったです。

　夫は何度か彼女のボレロや、他の演目を既に見に行ってましたが、私は、一度も経験がなかったんです

　テレビの「情熱大陸」にも昨年登場されてました。

そして、昨年紫綬褒章もお取りになって、これは、やっぱり、生で見に行くべきかな？って思ってました。

　普通はダンサーを引退する年齢46歳でも、彼女自身は、今体の調子は、とても良いといってますが。

　ギエムのボレロは、地元の文化会館で、前から9列目のど真ん中でみて、物凄い圧倒的な情熱的なバレエに圧倒されて、感動しまくりました。

　あの時がギエム40代だったのか？

上野さんも東京バレエ団のゲストプリンシパルって立場になったし、いくら体調は物凄く良いとはいえ、あと何年踊れるんだろうって思って、ボレロも踊るということで、チケットを買いました

今回は、1階の19列の真ん中よりもやや左より。

なかなか良い席でした。先月のパリオペラ座バレエ団が、23000円だったか？なのに、3階席だったのに、比べれば、良心的？

でも、生演奏でなかったです。

今回は、驚いたことに、3部まであって、ボレロは最後。

最初のカルメンは、私が今まで見たことある他のバレエ団のカルメンとは、振り付けが全く違っていて、今回のは、コンテンポラリー。でも、これはこれで良かったです。

男性舞踊者たちも、とても、上手だったんですが・・・悲しいかな顔のうんと小さくて手足の長い上野さんに見劣りしてしまう体形だったんです。

　上野さん、最初に舞台上に登場した時、まず感じたのは、「顔ちいさい。手足長い」
でした。

　背の低い私には憧れのプロポーション。

2部のドン・キホーテには上野さんが登場しなかったけど、この主役バレリーナもとてもポロポーション良かったです。

こちらのドン・キホーテは、私も馴染みのある振り付けでした。

そして、その後の、「タイスの瞑想曲」の振り付けは、良かったです。

これを見ながら、この曲のタイトルが「メディテーション」って言うのは思い出されるのですが、え？誰の名前がついてた？って、タイスがなかなか思い出されず、モヤモヤしていて、最後近くにようやくタイスが頭に浮かびました。
最近、本当に物の名前、人の名前がなかなか思い出せない事が多いです。涙。

そして、休憩後に、「ボレロ」です。

これを見る度に、壇上に上がってるバレリーナが卑弥呼に見えます。

　支える男性たちの上半身裸の筋肉が凄い。熱気が凄い。

バレリーナが男たちを鼓舞して、みんなで崇め奉るって見えるんですよね。

上野さんの柔軟性、凄いです。

でも、1部、2部と踊ったからか？ボレロのこのポスター写真ほどの跳躍の高さがもはや出てこなくて、そこは残念でした。

　踊り手たちの熱気が観客にも伝わり、観客たちも、熱気に包まれて、私も、これが終わるころには、凄く暑くてたまらなくなりました。

　凄いパワーをもらった気はしました。ある意味パワースポット化したホール。笑

先月のパリオペラ座も、観客のおじさんたちの、「ブラボー」がうるさいほどでしたが、今回もでした。

　細かな、あれこれはあるけれど、大方満足。この感動と、パワーチャージがどのぐらい持つかな？

年取るにつれて、そういうことが長続きしなくなってるのが困ったものです。

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