全7件 (7件中 1-7件目)
1

甲斐駒ケ岳の前衛・日向山の北面にある神宮川ヤチキ沢に行った。早くから計画していた山行だったが、決行か転進かどうかで迷った。今年は雪が多く、またヤチキ沢は高度が低いので氷結が甘いと想像できたからである。しかしよい転進先も見つからずに行くことにした。計画をした時には日向山まで抜けるつもりだったが、適当な場所から沢を引き返すつもりで出かけた。 雪を心配していた林道はゲートまでわだちがあった。しかしスタックを恐れてゲートの少し前に車を停めた。ゲートの先にはしっかりとしたトレースがあり、車を停めた場所から15分くらいで出合に着けた。ヤチキ沢にもトレースがあった。流れはほとんど凍っていない。雪の下がどうなっているのか解からないので歩きにくかった。なぜかトレースはF1の手前で終わっていた。そして1時間ほどでF1に着いた。下部は氷が露出しているが上部は雪面となっていた。ここはロープを付けて越えた。 すぐに幅広のF2となる。流れが凍ったというより、斜面からの染み出しが凍ったような滝で、正面は急だが左は緩い。やや緩いラインをロープを出さずに越えた。このあたりまで登ると八ケ岳の眺めがよい。風もなく雲もない天気だが、アイスクライミングの沢では太陽の恩恵を受けることはできないのが残念だ。F2のすぐ上でも滝があるが凍ってなかった。戻ってF2をトップロープで遊ぶことにした。傾斜の強い箇所を選んで登ったが、氷の上には水が流れていた。手袋は濡れ、ロープは棒になり扱いにくくなった。快適でないので時間は早いが引き上げることにした。
2013.01.28
コメント(0)

14日にこの地方では珍しい大雪があり、この雪が残っているうちに雪の丹沢を歩いてみようとずっと思っていた。こんな時に丹沢に誘われた。同行者はまだ丹沢の最高峰である蛭ヶ岳に登ったことがないという。私はまず早戸川からのルートを考えたが、自ら雪にトレースを刻まなければならないので登頂できるかリスクがあった。登頂を優先にして距離は長いが確実にトレースのある塩水橋を起点とする丹沢山経由のコースに決めた。 前日に雨が降り、丹沢では当然雪になっていると思っていた。しかし木は黒々としていて雪が降った様子はなかった。雪は旧雪で固く締まっていた。どうやら丹沢でも雪ではなく雨だったようだ。新雪の景色を楽しみにしていたので残念だった。 雪は踏み抜きもほとんどなく歩きやすかったが、行程は夏のようにははかどらなかった。天気はくもり空で、一時蛭ヶ岳の山頂付近がガスに覆われたが、視界はよかった。雪は予想より少なかったが、やはり丹沢の主稜を歩くのは気持ちよい。平日なので静かなことがより気持ちよさを増している。途中からは時間との競争になったが、なんとか予想していた時間に蛭ヶ岳に辿り着いた。このコースは帰路もアップダウンが続き楽ではない。日没直前にやっと車まで戻ることができた。
2013.01.24
コメント(0)

裏三つ峠にある金ヶ窪沢にアイスクライミングに行った。行き当たりばったりの山行が多い中で、この山行はずっと前から決めていた。ただ金ヶ窪沢より同じ山域の四十八滝沢へと心が一時は動いた。14日に南関東にこの地域では珍しい大雪があり、特に富士五湖周辺の積雪量が多かった。これでは緩い滝は雪に覆われてしまうし、トレースがないと取付までのアプローチも大変だ。結局は楽を取って最初の計画の金ヶ窪沢にした。 予想していたように登山口へと通じる林道は雪で車では入れなかった。そして金ヶ窪沢大滝までも距離は短いものの、重い雪のラッセルに疲れた。それでも1時間弱の歩きでアイスクライミングができるので近場では貴重な存在だ。 大滝は見た目にはよく氷っていた。基部の雪を踏んで広場を作り氷に向かうが、氷に辿り着くまでにラッセルに時間がかかる。なにしろ雪が締まっていて足が前に出せない。歩いた後は立派な塹壕となった。雪のないラインを選んで登り出すと、氷が薄いことに気付いた。アックスで氷に穴を開けてしまい、噴出した水を浴びてしまい、膝より下を凍らせてしまった。冬用のオーバーズボンではなく雨具を履いてきて正解だった。 それでも登れるルートにトップロープを張って楽しんだ。後から4人パーティーが来て、狭い範囲を譲り合いながら登った。せっかく来たので、滝の上まで抜けて終了とした。アイスクライミングよりラッセルで疲れた1日だった。
2013.01.20
コメント(0)

関東南部に大雪が降った。今冬初めて本格的に白くなった丹沢を歩いてみようと考えていた。まだ計画が固まらない時に山仲間から富士山麓スノーハイクに誘われた。籠沢峠から静岡・山梨との県界を小富士に向かって歩くという計画だった。丹沢のどこを歩くかが決めきれずにいたので同行をお願いした。 神奈川県西部の山間部は雪がほとんど消えていた。しかし須走の街に入ると急に雪が増えだした。加古坂神社の入口に車を置き、スノーシューで歩き始めた。積雪は50センチていどだが、積雪の割りにスノーシューでも深く沈む。メンバーは3人。ラッセルは楽ではない。傾斜が緩いので雪の深さの割には楽なラッセルだが、行程ははかどらなかった。結局4時間歩いて1282mの小ピークで引き返した。 天気は晴れる予報だったが、終始曇り空で視界はあまりよくなかった。県界は緩い小ピークが5つほどあり、一部尾根のつながりが解かり難い箇所もあった。ただ県界はなんとなく刈り払われた道のようになっていて歩きやすかった。地形も樹林も単調で、その単調さが富士山麓らしく、私としては素直に受け入れられた。このような場所では頭を空にして単純な行為を繰り返すことに専念しなければならない。疲れたけど、楽しめた富士山麓スノーハイクだった。
2013.01.17
コメント(0)

権現沢左俣のゴルジュにて 風もなく暖かい日だった。3連休の中日なので美し森には多くの車があった。出合小屋への道もよく踏まれていて、塹壕のようになった踏み跡はまるで西面の一般路を歩いているようだった。非常に歩きやすく、先月に行った時よりも短時間で出合小屋に着いた。出合小屋にはテントが7、8張りあったが、当然この時間には人影もない。 しかし権現沢に入ると一転トレースはなく、モナカ雪に足をとられて遅々とした行動になってしまった。一度踏み抜くと、もがいてももがいてもザラメ状の雪は崩れて目の前の雪の壁が高くなるだけで脱出に消耗した。リスクは先頭だけでなく、トレース通りに歩いても穴に落ちてしまうこともあった。雪の下には水流があり、踏み抜きを恐れて斜面をトラバースすると下は岩場だったりして簡単ではなかった。 左俣のゴルジュのうえにある二つの滝は氷っていなかった。滝を巻いて越え、さらに上を目指しても雪の状況は変わらなかった。大滝まで行くつもりだったが、これでは無理なことはすぐに理解した。せめて展望台の滝が見える場所までとがんばったが、これも無理と思うようになった。時間は早いが敗退を決意した。 まだ時間は早いので右俣の最初の滝で氷に触れようということになった。せっかくアイスクライミングの装備を持って来たので少しはバイルを振りたかった。権現沢左俣を二股まで戻り、右俣に入ると小さな氷瀑がある。ここは先日のツルネ山行の時に確認していた場所だ。5mくらいの小さな氷だが、トップロープを張り各自1回登って引き上げた。
2013.01.14
コメント(0)

丹沢は地元の山だが、若い時にはあまり行かなかった。低いが故か、気持ちはもっと高く険しい山に向かい、丹沢は二流の山のように感じていた。それが年をとり、通っているうちに丹沢のよさに段々と気付くようになった。そして通っているうちに好みの場所ができ、そこには何度も行ってみようという気持ちとなる。そんな場所のひとつが円山木沢の上の大滝だ。 年末に三つ峠山にハイキングに行った。ついでに裏三つ峠の氷瀑によると例年より貧弱だった。このことから円山木沢も氷は未発達と想像できた。昨年も同じような時期に円山木沢に行ったので、昨年との比較をするのも面白いかと考えた。 下の大滝、上の大滝とも昨年より氷は貧弱だった。それでも上の大滝ではいろいろな表情の氷があり面白かった。八ケ岳で見るようなガシッとした氷ではなく、いかにも暖かい山でのはかなさを感じる柔な氷である。それはそれで、いかにも丹沢らしく感じて好ましかった。 滝を見上げる場所というと、たいていは暗い谷底となってしまう。しかし円山木沢・上の大滝は谷間が開けていて非常に明るい雰囲気の中にある。滝の直下にいても寒さを感じないので長居には好都合だ。しかも今日はよく晴れていて、この滝のよさが際立った。 帰路には円山木沢出合にある岩小屋の裏手にある平たい岩に立寄った。ここも私の気に入っている場所だ。岩に座ると青く水をたたえた淵が目の下になる。今日の早戸川は水が多く、淵の周囲には氷はまったくなく、冬とは思えない日だった。たった半日の山だったが、よい時間が過ごせた。
2013.01.08
コメント(0)

年が替わって最初の山をどこにするかは、ややこだわりがある。最初の山に特別な意味を込めることはないのだが、意味を込める意識が知らずに少しはあるのだろうか。だいぶ前から2013年最初の山は近場の山でのアイスクライミングのつもりだった。それが年末の暖かい雨のために快適でないことが解かり代案を考えた。適当な案が浮かばず、帰省帰りの交通渋滞に巻き込まれたくないので丹沢にしてしまった。それも季節はずれの沢である。季節にあった山を楽しむのを基本にしているが、早くも原則をはずしてしまった。 ケーブル駅に近い駐車は着いた時にはすでに満車で少し下の駐車場に車を置いた。女坂を登るが、下社まで一汗かいてしまった。二重ノ滝で仕度をしていると、2人の男女パーティー、そして単独の若い男がやってきた。最初にスタートさせてもらい、二重ノ滝を左側からロープを出して登る。その後適度に滝が出てくるが、安全のためにほとんどの滝でロープを出した。水は二重ノ滝のすぐ上で涸れてしまった。最初は岩が冷たく感じたが、すぐに気にならないようになった。 F5、F6と続く緩い涸滝の上で初めて休んだ。単独行の男が追い越して行ったが、彼はクライミングシューズで歩いている。「すごく快適な沢ですね」と抜いて行く時に私たちに話しかけた。山は自分の好みやスタイルで登るのが楽しいのだと思った。そして2人パーティーも先に行った。F7のトイ状の滝に着くと先を行った2人パーティーが登り始める時だった。時間は十分あるので登り方を見学させてもらった。難しそうだったが、いざ登ってみると支点も多く、Aゼロにこだわらなければ簡単だった。源流の雰囲気になってもロープを出すような滝が続いた。ちょっと難しそうな滝に出会い、ここから沢を離れた。少し早かったようで、急な尾根歩きが長くなってしまった。山頂は人、人、人。下社に下ると参拝客であふれていた。大山らしい光景に、これもいいものだと思った。
2013.01.04
コメント(0)
全7件 (7件中 1-7件目)
1