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公務員の試験
制度について
ご存じのように、公務員になるときは、一定の試験を受けて合格しなければなりません。その試験制度というのは、一昔前は、作業職試験、初級、中級、上級試験がありそれぞれに難易度が異なりました。今はそうではありませんが、大学卒で、もともと高校卒を対象にしていた初級試験を受けたりもしておりました。中級、上級試験は大卒が対象です。現在、その呼び名はどうなっているのでしょうか。3種、2種、1種となっているのでしょうか。
さて、私が問題にしたいのは、この上級試験合格者の無責任さなんです。彼らは、出世するためにひたすらレールを敷かれた街道を走ります。途中、汚点を残すことは、当然に出世に響きますので自己保身が強くなります。適当に仕事をこなして何事もなく次のステップへと言うのが、もっぱらの関心事です。公務員の退廃は、意外とこんなところに根ざして居るような気がします。
そこで提案。大学卒も含めて、共通一次のような試験を実施し、それにより公務員候補者を定め、後は実力次第。 だって、能力主義を尊重して居るんですからこれは当然のことです。大学を卒業したからといって、高卒程度の共通一次のような試験に必ずしも合格するとは限りません。だって、噂によると、かけ算九九の解らない大学生が居たとか・・・・・・。又、大学を卒業したからと言って、高卒者より能力において優れて居るとは限りません。この制度のメリットは、「力のある者が将来国を引っ張っていく可能性が十分にあること、成り行きで大学進学をするのではなく、ほんとに学究のために進学を考えるようになること、従って、大学の質の向上がはかられること(大学の企業化と質の問題は、項を改めていつの日か述べてみたい)」などです。考えるといくらでも試験制度改善のメリットが出てくるはずです。
上級者の転勤のために支払われる移転費ようなども馬鹿にならないと思いますよ。とにかく政府答弁などを見ていると、頭はいいかも放れませんが、紙と統計の上の議論で、下積み(国民に接する度合いが少ない)の理論がありません。国会の事務次官の答弁を聞いていても、あきれかえる答弁をシャーシャーとしている事務次官も過去にはおりましたねえ。もう誰だったか覚えては居ませんが。
能力主義をうんぬんするなら、まず、国から改善をはじめたらどうですか。
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