認知症の進んだおじいさんは、事情があって施設を利用している。
老人保健施設に不可欠な「協調性」が、著しく欠如していたからだ。
同じフロアの人と口論をする。
(ボケているせいだが)他の人の居室をのぞいて気味悪がられる。
だんだんエスカレートして、他の人の居室に放尿したり全裸になったりした。
人間もこうなってはおしまいだ。
ヒトとして間違っているのかもしれないけれど、もうおじいさんは静かに死なせてあげたい。
(今は特別養護老人ホームに滞在しているが、汚染行為も出ているらしい)
けれどこんなビジネスが頭打ちになることなど、わかりきっている。
なのになぜ、とことん生かし、とことん世話をする?
こういう事業で本当に潤っているのは、どういう業種・立場の人たちなんだ。
民間団体にばかり、尊厳だの倫理だのの判断基準の認定を押し付けて
政府はなぜ積極的に動かないのだ。
この3年余りの政治を見てきて実感した。
日本は既得権益にしがみつく蛾鬼どもが食いつくしている。
もしボケや寝たきりの老人、終末期の人に安楽死を施すなら
そうすることで誰を潤うようにして、誰の既得権益をスライドさせてくるのか。
このあたりが実は(現在までの)政治のポイントではなかろうか、と思えてくる。
それでも日本人は自民党を選ぶようだ。
まったくもって能天気・・・・・・と笑ってやりたいところだが。
仮にどの政党が再び政権を取ったとしても、それはあっというまに自民党に帰還する。
もっとも大きな既得権を享受しているのが、マスコミだからだ。